【開発の裏側98】三尊を半分しか拾えなかった理由は、ダブルトップの測り方を使い回していたことでした

【開発の裏側98】三尊を半分しか拾えなかった理由は、ダブルトップの測り方を使い回していたことでした

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の98回目です。前回は、チャートの形を見つけるインジケーターを、絵にしたら誤りが3つ見つかった話でした。
今回も同じインジケーターで、取りこぼしていた形の原因を1つずつ調べた話です。まだ出していないインジケーターです。



私が手で印を付けた20例のうち、取りこぼしは3例でした。三尊が2つと、三角保ち合いが1つです。

原因を探すため、その3例が、どの条件で落ちたのかを1つずつ数字で出しました。
3つとも、原因は別々でした。



三尊の2つは、山と谷の深さの条件で落ちていました。

前の版は、形の深さを、いちばん低い山から、いちばん高い谷を引いて測っていました。
これは、ダブルトップのための測り方です。2つの山がほぼ同じ高さなので、それで足ります。

ところが三尊では、右の肩が、左の谷より下にあることが普通にあります。
取りこぼした1つは、この測り方だと深さがマイナスになっていました。いちばん低い山が、いちばん高い谷より下にあったからです。
この測り方では、三尊はもともと拾えない作りでした。



三尊を三尊にしているのは、頭です。肩の高さではありません。
頭が、2つの谷を結ぶ線の上に立っていること。

直した版では、深さを、頭からいちばん高い谷を引いて測るようにしました。
肩の高さの違いにも、三尊用の広めの許し幅を別に設けました。三尊の肩は、ダブルトップの2つの山より、そろわないのが自然だからです。

これで、三尊は4例すべて拾えるようになり、20例のうち19例になりました。



残る1つは、三角保ち合いです。

これは、見つけられてはいました。ただ、付けた名前が、対称の三角でなく下降三角形でした。下の線を水平と見るかどうかの境目です。
ここは、無理に合わせませんでした。合わせるために条件をゆるめると、ほかの例が崩れます。保ち合いがあると言えていることのほうが大事です。



形ごとに、その形をその形にしているものが違います。三尊は頭、ダブルトップは2つの山の高さ、三角は線に触れた回数です。

似た形の処理を使い回すときは、その形を決めている点が同じかどうか、一度確かめてみてください。

インジケーターの見直しや作り直しも、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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