【開発の裏側78】入力欄20個のパネルを、何度直しても不具合が出た。部品ごと消して、自動で見分ける形に置き換えた話

【開発の裏側78】入力欄20個のパネルを、何度直しても不具合が出た。部品ごと消して、自動で見分ける形に置き換えた話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の78回目です。前回は、金のEAに足したはずの戦略が、1回も動いていなかった話でした。
今回は、通貨の強さのインジケーターを作り直したとき、直すより消すほうを選んだ3つの話です。



このインジケーターは、28の通貨ペアの値動きから、8つの通貨の強さを並べて見せます。



1つ目は、通貨を設定するパネルです。

前の版には、どの通貨を見るかをチャートの上で打ち込むための、20個の入力欄を並べたパネルがありました。打ち込んだ内容はファイルに保存していました。
ところが、このパネルは、入力欄をクリックしたいのか、パネルを動かしたいのか、の取り合いで不具合が出やすく、何度も直していました。

直した版では、このパネルを丸ごと消しました。
見る通貨は設定の画面の入力で決め、通貨ペアの名前は、業者ごとの違いも含めて、インジケーターが自動で見分けます(名前の見分け方は開発の裏側の15回目の話です)。

直すたびに新しい不具合が出る部品は、直し続けるより、要るかどうかから考え直したほうが早いことがあります。



2つ目は、起動の決まりです。

前の版は、別のチャートで動いていると、2つ目のチャートでは起動できませんでした。しかも、設定は全部のチャートで共有されていました。
私のインジケーターの決まりは、同じチャートに2つは入れない、ただし別のチャートなら同時に使える、です。前の版は、その決まりと違っていました。

直した版では、チャートごとに二重起動を止め、設定もチャートごとに覚えるようにしました。



3つ目は、使われていない部品です。

通貨の印を描く部品や、終値を取る関数、金を特別に扱う判定など、どこからも呼ばれていない部品が残っていました。
動きには関係しませんが、読む人を迷わせます。これも消しました。



作り直しでは、足すことより、消すことのほうが効く場面があります。
直しても直しても不具合が出る部品があったら、その部品が本当に要るのかを、一度考えてみてください。

28の通貨ペアから、8つの通貨の強さを並べて見られるインジケーターです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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