【検証ノート83】ドル円が動くと、金は少し遅れて逆に動くのか。同じ1分の中では逆向きの相関、1分ずらすと消えました

【検証ノート83】ドル円が動くと、金は少し遅れて逆に動くのか。同じ1分の中では逆向きの相関、1分ずらすと消えました

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

検証ノートの83回目です。前回は、要人の発言のあと金がどれだけ動くかを測り、値動きで止める形を選んだ話でした。
今回は、ドル円と金の動きのずれを測った話です。



ドル円が急に円高や円安に動いたとき、わずかに遅れて、金が逆の向きに動いているように見える。
もし本当に遅れがあるなら、ドル円を見てから金に入れば、先回りできるかもしれません。

そこで、金とドル円の1分足を重ねて、ずれを測りました。
重ねられたのは、2026年6月中ごろから9月中ごろまでの、約9万4千分です。ドル円の長い期間の1分足が手元になく、3か月分になりました。



まず、ドル円の動きを、何分ずらすと金の動きといちばん合うかを見ました。

同じ1分の中で比べると、相関はマイナス0.27でした。円安のときに金が下がり、円高のときに金が上がる。逆向きの関係は本当にありました。
ところが、ドル円を1分ずらすだけで、相関は0.00から0.01に消えました。3分でも、10分でも同じです。

金は、遅れて動いていたのではありませんでした。同じ1分の中で、同時に動いていました。



念のため、ドル円が3分で20銭以上動いた場面だけを取り出しました。円安が107回、円高が193回です。

円高のあとの金の動きは、でたらめに選んだ時刻と見分けがつきませんでした。
円安のあとは、5分後に金が上がっていた割合が57.5%でした。ただ、円安なら金は下がるはずなので、向きが逆です。
動いた幅の真ん中も0.01〜0.02%ほどで、金が5,000ドルなら1ドルに届きません。スプレッドを払うと割に合わない大きさで、107回では誤差の範囲でもあります。



ドル円を見て金を先読みする形は、この測り方では作れませんでした。

ただし、限りもあります。測れたのは3か月分だけで、1分足でしか見ていません。秒の単位の遅れがあっても、この測り方では見えません。
それでも、1分ずらすと相関が消えるということは、遅れがあったとしても1分の中で終わっている、ということになります。



2つの銘柄の間に遅れがありそうに見えたら、ずらす時間を変えながら相関を並べてみてください。同時に動いているだけのことがあります。

銘柄どうしの関係を測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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