【開発の裏側90】線の候補を1本ずつチャートに作っては消して、値を読んでいた。本数を増やすと2乗で重くなる作りを、計算に置き換えた話

【開発の裏側90】線の候補を1本ずつチャートに作っては消して、値を読んでいた。本数を増やすと2乗で重くなる作りを、計算に置き換えた話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の90回目です。前回は、ダウ理論のインジケーターに、価格を整数で返す関数が残っていた話でした。
今回は、まだ出していない、MACDのダイバージェンスを知らせるインジケーターを直したときの3つの話です。27回目で、予測のサインが一度も出ていなかった話を書いたものと同じインジケーターです。



このインジケーターは、レートの山や谷を結んだ線と、MACDの山や谷を結んだ線の向きが食い違う所を探して、知らせます。



1つ目は、線の候補の調べ方です。

前の版は、山や谷を結ぶ線の候補を、1本ずつ実際にチャートに作っていました。作った線の、ある時刻での値をMTに聞き、条件に合わなければ消す。これを候補の数だけ繰り返していました。
調べる足の本数を増やすと、候補の組み合わせも増えるので、重さは本数の2乗で増えます。

直した版では、線の値を自分で計算して判定し、採用した線だけをチャートに作るようにしました。



2つ目は、予測の点線の伸び方です。

予測の点線が、古い側へ、チャートの端まで伸びていました。
線を右へ伸ばす設定を、MT4の書き方のまま書いていて、MT5の線には効いていなかったためです。

直した版では、MT5で右だけに伸ばす書き方に変えました。



3つ目は、記録のファイルの書き方です。

前の版は、予測の記録をファイルに書くとき、読み書きの形で開いて上書きしていました。新しい中身が前より短いと、前の中身の後ろが残ります。
もう1つ、ファイルの名前に付ける時刻を0で埋めずに並べていたので、別の時刻が同じ名前になることがありました。

直した版では、書き込み専用で開き、時刻は14桁にそろえるようにしました。



3つとも、少ない本数や、短い時間で試しているうちは、気づきにくいものでした。
本数を増やす、MT5で動かす、何日も記録を書き続ける。そうしたときに初めて表に出ます。

インジケーターを確かめるときは、計算する本数を増やしたときの重さと、何日分も書いた記録のファイルの中身を、一度見てみてください。

インジケーターの見直しや作り直しも、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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