どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。
検証ノートの85回目です。前回は、EAが決済した直後の値動きは大きいけれど、向きはでたらめだった話でした。
今回は、EAが何もしていない時間に、どんな相場が流れているのかを測った話です。
金のナンピンのEAは、合図が来たときだけ入ります。合図の来ない時間は、何もしていません。
その静かな時間は、押し目を作らずに上がり続けているから合図が出ないのではないか、という問いでした。
材料は、2024年1月から2026年9月までの、合図4,089回と、ティックから組んだ1分足です。
まず、合図と合図の間の長さです。
真ん中は42分。9割は514分以内で、いちばん長いときは28日でした。夏休みのような時期です。
次に、その間の相場の形を、どれだけ一方向に進んだかで測りました。0なら行って来い、1ならまっすぐ一方向です。
合図の間が60分以内なら0.25。60〜180分で0.09。6時間を超えると0.03〜0.04でした。
静かな時間が長いほど、一方向に進まず、上下に小さく往復していました。
押し目のない上げだったわけでもありません。合図の条件に届かない値動きが続いていただけでした。
静けさのあとに始まった組が、ふだんより深くなるということもありませんでした。
逆に、合図が来やすい場面には、はっきりした偏りがありました。
どの時点から見ても、次の60分に合図が来る割合は15.6%です。
直前60分の値幅が大きいほうから2割の時点では46.7%。前の合図から88分以内なら42.4%でした。
時間帯では、ニューヨークの前半が27〜34%と高く、日本時間の午後2時から5時ごろは9〜12%でした。
合図は、荒れた時間に、固まって来ていました。
ただ、来やすいことと、儲かることは別でした。
合図の直前の15の特徴で、その組が深くなるかを見分けようとしても、どれもほとんど見分けられませんでした。
この結果はEAの条件には入れず、画面の表示に使うことにしました。合図が近そうかを知る目安です。
自分のEAが何もしていない時間を、一度数えてみてください。思っていた相場と違う形が流れていることがあります。
そして、何かが起きやすい場面と、儲かる場面は、分けて測ってみてください。
EAの動いていない時間を測る過去検証も、ご依頼をお受けしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。