どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。
検証ノートの75回目です。前回は、成績を測る物差しを変えたら、推す形が入れ替わった話でした。
今回は、ドル円で作った方法を、別の通貨ペアで一度だけ確かめた話です。
ドル円のスイングで、こんな方法を作っていました。
5分足から日足までの足の形を、49通りの特徴として総当たりで調べる。効いた特徴から点数を作り、毎年作り直す。点数が上位0.5%に入った場面だけ、買いで入る。最長4週間持ちます。
ドル円の2009〜2022年で測ると、PFは1.86でした。
同じ年に、同じ回数だけ、時刻だけでたらめに買う形を20回走らせると、PFの中央は1.03、いちばん良くて1.19。本物は、でたらめの最大を大きく超えていました。
ただし、作るときに使っていない2023年以降の封印を開けると、ここは届きませんでした(検証ノートの21回目の話です)。
そこで、方法そのものが別の通貨ペアでも効くのかを、一度だけ確かめることにしました。
選んだのはポンド円です。この方法を作るあいだ、一度も見ていません。
走らせる前に、決めたことがあります。
設定は、ドル円の本命とまったく同じにする。何も選び直さない。
スプレッドは2.5 pipsと置き、夜をまたぐ金利はドル円と同じ値を使う(ポンド円は口座で測れなかったため)。
合格の目安は、2023年から2026年2月までで、PFがでたらめ20回の最大を超え、かつ1.3以上。
結果はこうでした。
2023年から2026年2月までは、22回の取引で、勝率40.9%、PF1.27。でたらめ20回は、中央が1.13、最大が1.39でした。
2009〜2022年も、104回でPF1.22。でたらめの最大1.28を超えていません。
どちらの期間も、でたらめの範囲の中です。不合格でした。
参考に、買いと売りの両方で、金利を入れずに測ると、2023年以降だけはPF1.53と良く見えました。
ただ、39回しかなく、2009〜2022年はでたらめの中央より下です。合否には使わないと、走らせる前に決めていた数字です。
ドル円の2009〜2022年で出たPF1.86は、その時期、その通貨ペアに合った分が大きかった、という結論になりました。
このスイングは、この方法ではEAにしていません。
自分の方法を別の通貨ペアで試すときは、走らせる前に、設定と合格の目安を書いておいてください。
結果を見てから選び直すと、良く見える組み合わせが見つかりやすくなります。一度だけ当てて、届かなければ、そこで止めるのが確かめ方だと思います。
作った方法を、別の通貨ペアや期間で確かめる過去検証も、ご依頼をお受けしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。