【検証ノート72】ナンピンのEAが沈む月を、逆の性格の売りで埋めたかった。金利をもらえる売りでも、24年中17年が負けでした

【検証ノート72】ナンピンのEAが沈む月を、逆の性格の売りで埋めたかった。金利をもらえる売りでも、24年中17年が負けでした

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

検証ノートの72回目です。前回は、前日の高値の抜けを時間帯で絞ると、直近4年だけ良く見えた、という話でした。
今回は、同じ時期に、ナンピンのEAの弱点を別の建玉で埋められないかを測った話です。



金のナンピンのEAを長い期間で測ると、いちばん悪い月は2012年1月でした。
売りの組が、一本調子の上げに巻き込まれた月です。

そこで考えたのが、逆の性格の建玉を足すことです。
下げ相場で効く売りの順張りを持っておけば、ナンピンのEAが苦しむ月を、別の建玉で埋められるかもしれない。

しかも、金の売り持ちは、夜をまたぐと金利をもらえる側です。
1オンスあたり1晩0.18ドル、年に直すと約1.4%。持っているだけで費用がかかる買いより、条件は良いはずでした。



形はこうです。

1時間足の終値が、直前100本の安値を下に割ったら売り。直前50本の高値を上に超えたら手仕舞い。日足が下向きのときだけ入ります。
期間は、別のデータで23年分。成績は割合(%)で数えています。



結果はこうでした。

金利を入れずに数えると、241回の取引で、合計はマイナス39.6%。いちばん深い落ち込みは52.7%。24年のうち17年が負けでした。
金利をもらえる側として正しく入れると、合計はマイナス33.7%、落ち込みは50.6%。負けた年は、やはり17年でした。

金利をもらえても、救われませんでした。
23年のあいだに、金の価格は約12倍になっています。上がり続けた相場で、売りの順張りは成り立ちませんでした。



いちばん大事な点は、もう1つあります。

狙っていた2012年も、売りの順張りはマイナス7%でした。
ナンピンのEAが沈んだ月に、売りの順張りも一緒に沈んでいた、ということです。

一本調子の上げに売りが巻き込まれた月なので、考えてみれば当然かもしれません。逆の性格のつもりで足した建玉が、いちばん守ってほしい月には、同じ向きに負けていました。



この候補は採りませんでした。弱点を逆の建玉で埋める、という考え方は、ここで一度閉じています。
その後は、埋める代わりに、性格の違う利益の流れを足すほうへ進みました(検証ノート67の話です)。

守りのために何かを足すときは、守りたい月そのものでどう動いたかを、先に確かめてください。逆の性格のつもりでも、いちばん悪い月には同じ向きに動くことがあります。

いちばん悪い月で組み合わせを確かめる過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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