『あるがままの自分』は存在しない説

『あるがままの自分』は存在しない説

記事
学び

「偽物の自分」を生きてる感覚がある?

こんにちは。セールスコピーライターの岩井直樹です。

もしかしたら、あなたも日々の中でふと立ち止まって、
こんなことを考える瞬間があるかもしれません。

・「もっと自分らしく生きたい」
・「本当の自分って、どんな私なんだろう?」

テレビドラマの主人公はいつも自分らしく生き、
映画の中の登場人物は葛藤を乗り越え「本当の自分」を見つけていく。

そんなフィクションの世界に触れるたび、
私たちは「あるがままの自分」という言葉に、
時に希望を、時にプレッシャーを感じているのかもしれません。

でも、そもそも「あるがままの自分」って、一体何なのでしょう?
そして、それは本当に存在するのでしょうか?

「あるがまま」って、どんな私?

「あるがまま」と聞いて、どんな自分を想像しますか?

例えば、
・誰の目も気にせず、素直な感情を表現している自分。
・社会的な役割や期待から解放され、自由に振る舞っている自分。
・子どもの頃のように、純粋で無邪気な自分。

もし、そうした「あるがままの自分」が完璧な形で存在するなら、
私たちはどんなに楽だろう、と思いますよね。

しかし、現実の私たちは、仕事ではプロとして振る舞い、家族の前では親や子として、友人とは気兼ねなく冗談を言い合うなど、様々な場面で異なる顔を見せています。

そう考えると、「あるがままの自分」とは、
常に一定で変わることのないものではなく、
状況や関係性の中で多角的に現れるものなのかもしれません。

なぜ「あるがままの自分」は存在しないのか?

「あるがままの自分」は幻想である、と考える理由は3つあります。

①私たちは常に「役割」を演じているから

・会社では「真面目な社員」、
・家では「親や子」、
・友人との飲み会では「盛り上げ役」
などと私たちは、それぞれの場所で無意識に役割を演じています。

これらの役割は、あなたの嘘の姿ではありません。
それぞれが、間違いなくあなたの「一部」なのです。

②自分は他者との関係性で決まるから

私たちは、誰かと関わることで初めて「自分」を認識できます。
例えば、友達に「君って面白いね」と言われたから、
自分は「面白い人」だと感じる。

仕事で成功したから、自分は「能力がある」と信じる。
つまり、私たちの「あるがまま」は、
他者からのフィードバックという鏡を通して、常に形を変えているのです。

③人は常に変化し続けるから

あなたは5年前の自分と、まったく同じでしょうか?
きっと違うはずです。新しい趣味を見つけたり、仕事で失敗を経験したり、
大切な人と出会ったり…。

私たちは、日々の経験を通して
常に新しい自分へとアップデートされています。

もし、「あるがままの自分」が固定されたものだとすれば、
それは成長や変化を否定することになります。

「あるがまま」を手放すことで得られる自由

「あるがままの自分」を探す旅は、とても疲れるものです。
しかし、その旅を終えれば、あなたは驚くほど自由になれます。

それは、まるでRPGの主人公が、鎧や武器を一つに絞るのではなく、
場面に応じて様々な装備を使い分けるようなものです。

1. どの自分も受け入れられる
完璧な「あるがまま」を追い求めるのをやめると、
どんな自分も「自分らしさ」だと受け入れられます。

仕事でミスをした自分も、友達とふざけ合う自分も、
一人で静かに本を読む自分も、すべてが大切なあなたのピースです。

2. 成長と変化を楽しめる
固定された自分にこだわる必要がなくなります。
新しい挑戦や、未知の経験を恐れなくなります。
なぜなら、それが新しい自分と出会うチャンスだと知っているからです。

3. 人間関係が楽になる
相手に合わせて態度を変えることは、
決して「八方美人」なのではなく、
「相手を尊重する行為」だと考えられます。

無理に自分を一つに固定しようとしないことで、
人間関係の軋轢が減り、より柔軟に人と関われるようになります。

あなたは、もう「あるがまま」の自分

「あるがままの自分は存在する?」

この問いへの答えは、
もしかしたら「常に変化し、発見され続けるもの」なのかもしれません。

私たちは、社会の中で様々な役割を演じながらも、
確かに「私」という存在でここにいます。

完璧な「あるがまま」の姿を探し求めるあまり、
自分を苦しめないでくださいね。

今この瞬間のあなたの感情や感覚に耳を傾けてみてください。
きっと、そこには紛れもない「あなた自身」が存在しているはずです。

あなたは、あなたのままで素晴らしい。
そう思える瞬間が、少しでも増えることを願っています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す