大学生以降は人前での発表に対して、人並みの緊張程度で済んだ私ですが、小中学生の頃は、人前に出ると声を出すことすらできないほどのあがり症でした。
なぜ声が出なくなるほど緊張していたのか、私なりに考えてみました。
クラス全員の視線が自分に向けられている→ 声が出なくなる→ クラスのみんなが「早くしろよ」という目でみてくる→ 余計声が出なくなる
という負のスパイラルに陥っていたのだと思います。
私は小学校1年の時点で発表することが本当にできなかったのです。
そのため、「発表することができた」という、成功経験がありませんでした。
教科書とか何かで顔を隠さないと人前で話すことができなくなるほど深刻でした。
(人の視線がトラウマになってしまっていたのかもしれません)
そんな私でも高校から少しずつ成功体験を積み重ねることで発表ができるまでに成長しました。
高校はたまたまクラスの人数が20人前後で、少人数でした。
そのため、小中学校よりも少ない人数の前での発表になり、少しずつ発表に慣れていったのではないかと思います。
私は無理にすべての苦手を克服する必要はないと思います。
しかし、どうしても自分で克服したいと思うときは、できることから少しずつ成功体験を増やしていくことが大切なのではないかと思いました。