加齢によって筋肉はつきにくくなる?

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30代~50代の方で、こんな疑問や不安を持っている方は多いのではないでしょうか?
「今から運動しても筋肉ってつくの?」
「もう若くないからジムに行っても意味がないよ~」

今回は科学的根拠に裏付けされた具体的データを基に、筋肥大について解説していきます。
この記事を読めば疑問が解消され、筋トレに挑戦するモチベーションが高まるでしょう。

目次
1.筋肉は年齢と共に減るが。。。
2.筋肥大のスピードは年齢によって差がない
3.筋出力の向上スピードは若年層の方が早い

1.筋肉は年齢と共に減るが。。。

結論から言うと筋肉は年齢と共に減ります。
しかし、「日本人筋肉量の加齢による特徴」という論文によると、筋肉量は20代と70代で比較すると11%くらいしか減少していなかったというのです。

20代と70代、年齢差は大きいのに、筋肉量の減少は思ったより少ないですね。

また、20代と60代でほとんど筋肉量は変わらず、
70歳から80歳にかけて徐々に筋肉量が減っていくことが分かりました。

つまり、30~50代であれば、まだまだ筋力維持が可能ということになります。

あのとき筋トレしておけばよかったと後悔する前に、人生のうちで一番若い「今」筋トレを始めることが大切かもしれませんね。

2.筋肥大のスピードは年齢によってあまり差は無い

結論、年齢による筋肥大効率にほとんど差はありません。
ただ筋肉の部位によって差が出ることもあります。
この研究によると、例えば、上腕二頭筋であれば、20~30代の若年層が13%ほど筋肥大効率が高くなっています。
逆に、大腿四頭筋(太もも)にかんしては若年層よりも60~70代の方が2%筋肥大効率が高いという結果になっています。

この結果を見れば、部位によっては筋肥大のスピードに差はあるものの、全体的に見れば年齢による大きな差はないことが分かります。

若い人と比べて「あの人は筋肉の成長が早いな…」と焦らず自分のペースで筋トレをすることが大切ですね。

参照:Age-related changes in the effects of strength training on lower leg muscles in healthy individuals measured using MRI

3.筋出力の向上スピードは若い人の方が速い

筋出力の向上スピードとは、重たいものを持ち上げられるようになる適応スピードのことです。
つまり、20代に人と50代の人が全く筋トレをしていない状態から、「よーいドン!」でベンチプレス100Kg持ち上げらるようになるまでの期間を比較した時、圧倒的に20代の方が早く100Kgを挙げられるようになるということです。

ただ、筋肉の成長スピードは人それぞれですし、高重量を挙げられることと筋肥大はまた別の話なので、筋出力の向上スピードはあまり意識しなくてもいいと思います。

まとめ

・まったく運動をしなければ年齢とともに筋肉は減る。
・ゼロからでもトレーニングを始めたとき、20代~50大でも筋肥大スピードはほとんど変わらない。
・ある程度年齢がいっても、大きい体を作ることが可能
・筋肉がおちるのもふえるのも速筋繊維から
・途中で筋トレを辞めてしまうと、筋肉出力の衰えは若い時よりも顕著に現れる


年齢は筋肥大に関してはあまり関係がないということが分かりました。
筋トレをすることによるメリットはたくさんあります。

30~50代であれば、まだまだ筋力向上のポテンシャルを秘めています。
筋トレしたいと思っていたけど、なかなかできていないという方はこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。

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