[重賞展望]函館スプリントSの傾向と平日推奨馬

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近4年傾向Pickup

※札幌開催の昨年を除く直近4年の傾向
・前走1400m以上出走の距離短縮馬か、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬(札幌開催の昨年を除く直近4年で4人気以下で複勝圏内に好走した5頭中4頭が該当)

・前走芝1200~1600mのG2以上出走馬(該当馬は札幌開催を除く過去4年で3勝、2016年は前走マイルG1出走馬が複勝圏内を独占して3単39万円超)

・母父ダンスインザダーク、母父サンデーサイレンス、マンハッタンカフェ産駒など、サンデー系の中でも中長距離指向の強い種牡馬の血を色濃く有するキャラクター(函館開催の直近4年で7人気以下で複勝圏内に好走した3頭全馬が該当)

・父キングマンボ系、アグネスデジタル、クロフネ、オレハマッテルゼ、アドマイヤムーン産駒等々、いわゆる芝ダート兼用指向の強い血統馬も毎年走る

総括

札幌開催の昨年を除く、2017~2020年の函館スプリントSは、全ての年で前走1400m以上出走の距離短縮ローテ馬が必ず1頭は3着以内に好走。

2018年の函館スプリントSは距離短縮馬が1着2着。6年前も前走1600mG1レース出走馬が3着以内を独占して3連単の配当金が39万円を超える波乱決着に。

いわゆる洋芝の芝1200m戦といったイメージ通りにスタミナ指向が強く、1400m以上の距離でも走れるような体力の絶対値が問われやすい傾向。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

ファーストフォリオ…休養明け初戦の競馬となった前走の鞍馬S(中京芝1200m)が上がり最速の末脚で6着。前述の通り、短距離戦ながらも中距離指向の強い当レースは近走末脚上位馬が有利。血統構成はキングカメハメハ×スペシャルウィーク。一昨年の勝ち馬ダイアトニック、19年の勝ち馬カイザーメランジェも本馬と同系統のキングマンボ系種牡馬の産駒。母シーザリオは言わずと知れた日米オークス馬。父、母ともに中距離指向の強いタイプであることも強調材料。函館芝でこそ勝利実績はないものの、自身の勝ち鞍4勝中3勝は洋芝と当舞台適性も十分。

ヴェントヴォーチェ…前走の春雷S(中山芝1200m)は上がり順位4番手の末脚で2着以下を3馬身以上突き放す圧勝劇を披露。父タートルボウルはスタミナ指向の強い欧州型種牡馬で、現役時代は欧州マイルG1を制覇。そのイメージ通り、本質が高速仕様のスプリント戦は向かないタイプで、函館芝1200m戦に限れば1戦1勝と底も見せていない戦歴。久しぶりの洋芝出走ともなる今回は前走からの更なる上積みも。

ジュビリーヘッド…前走の船橋S(中山芝1200m)が上がり順位3番手の末脚で1着。血統構成はロードカナロア×ディープインパクト。一昨年の勝ち馬ダイアトニックはロードカナロア産駒。そのダイアトニックも母の父がサンデーサイレンスだったように、中距離指向の強いサンデー系の王道種牡馬ディープインパクトを母父に持つことも強調材料。母方は重厚な仏国牝系で2代母ヴィアンローズは仏国の2000m重賞の勝ち馬。洋芝重賞だけに、タフな洋風牝系であることも今回の競馬へ向けては有利。

ナムラクレア…前走桜花賞(阪神芝1600m・G1)3着からの臨戦過程。ピックアップの詳細通り、距離短縮馬、前走G2以上のグレード出走馬の期待値も高いレース。2017年の勝ち馬ジューヌエコールも前走桜花賞からの臨戦だったように、オークス等々に目もくれず当レースを選択してきたことも期待値の高いパターン。父はディープインパクト系ミッキーアイル。そのミッキーアイルも現役時代に初の1200m戦出走となった高松宮記念で僅差3着に好走したように距離短縮ローテも得意の可能性が高いキャラクター。

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