「明日の仕事、ちゃんとできるかな」
「あの言い方、相手を傷つけたかもしれない」
一日の終わりに、頭の中で反省会が始まってしまう。
もう休みたいのに、考えることをやめられない。
そんな夜はありませんか。
もしかすると、今必要なのは「もっと考えること」ではないのかもしれません。
「今日はここまで」と、区切りをつける時間なのかもしれません。
「まだ足りない」で一日を終えていませんか?
仕事を終えたあとも、
「あれもやっておけばよかった」
「もっと上手に伝えられたはず」
と、できなかったことばかり数えてしまう。
責任感があるからこそ、気になることもあるのでしょう。
ただ、反省点を探し続けていると、気持ちの上ではいつまでも仕事が終わりません。
誰かには「今日はお疲れさま」と言えるのに、自分には「もう少し頑張って」と言い続けていませんか。
振り返ることは大切です。
それと同じくらい、自分に「今日はここまで」と伝える時間も、大切にしていいのです。
サウナを「何も頑張らない時間」にする
サウナが好きな方なら、その時間を一日の区切りにしてみるのも一つです。
悩みを解決しようとしたり、上手にリラックスしようとしたり。
ここでも頑張ろうとしなくて大丈夫です。
誰かへの返事も、仕事の成果も、いったん脇に置く。
ただ座って、自分の体の感覚に目を向けてみます。
「今日は、ずいぶん気を張っていたな」
「思っていたより、疲れているな」
そんなふうに、自分の状態に気づく時間にしてみてください。
何分入れたか。
何回繰り返せたか。
それを、頑張りの基準にする必要はありません。
熱さを我慢したり、苦手な水風呂に無理に入ったりせず、その日の体調を優先しましょう。
具合が悪いときは、利用を控えてください。
サウナが苦手なら、静かな部屋でひと息つく時間でも構いません。
大切なのは、「自分のために休む時間」をつくってあげることです。
また悩み始めても、休んだ時間は無駄になりません
ゆっくり過ごしたのに、帰り道でまた仕事のことを考えてしまった。
そんなときも、
「結局、切り替えられなかった」
「休むのも下手なんだ」
と、自分を責めなくて大丈夫です。
気になることがあれば、何度も思い出す夜もあります。
一度休んだからといって、すぐに気持ちが切り替わるとは限りません。
それでも、自分をいたわる時間を持てたことには意味があります。
「今日は少し、自分のために時間を使えた」
それも、今日できたことの一つに数えてみてください。
「明日の自分へのメモ」で、今夜を終える
どうしても気になることがあるなら、明日できることを一つだけ書いてみましょう。
「出勤したら、会議の資料を確認する」
「言い方が気になるので、明日ひと言フォローする」
今夜のうちに、すべての答えを出す必要はありません。
まずは、次の一歩だけで十分です。
メモに残しておけば、忘れないようにと頭の中で繰り返す必要も、少し減るかもしれません。
書き終えたら、
「続きは、明日の自分に任せよう」
そう言って、一日を閉じてみてください。
もちろん、今すぐ対応が必要なことは別です。
明日に回せることまで、今夜すべて抱えなくていいのです。
誰かに話して、気持ちを整理してもいい
一人で考えていると、同じ場面を何度も思い返してしまうことがあります。
そんなときは、まとまっていない気持ちを、そのまま誰かに話してもいいのです。
「解決策が欲しいわけではないけれど、少し聞いてほしい」
そんな伝え方でも十分です。
言葉にするうちに、自分が何を気にしていたのか、見えてくることもあります。
身近な人には話しにくいときもあるでしょう。
無理にうまく話そうとせず、「今日はこんなことがあった」と伝えるところからでも構いません。
今夜は、自分にも「お疲れさま」を
今日を振り返るなら、反省点だけでなく、頑張ったことも一つ思い出してみませんか。
「気が重かったけれど、仕事に行った」
「忙しい中でも、相手のことを考えた」
小さく思えることでも構いません。
できなかったことがあっても、今日の頑張りまで消えるわけではありません。
今夜は、自分にかける言葉を少しだけ変えてみましょう。
「もっとちゃんとしなきゃ」から、
「今日も、お疲れさま」へ。