何も考えたくない夜は、千羽鶴を折る

何も考えたくない夜は、千羽鶴を折る

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「もう、何も考えたくない……」

そんな夜、ありませんか?

仕事のこと。
人間関係のこと。
家族のこと。

考えても答えが出ないのに、頭の中だけがぐるぐるしてしまう。

そんなとき、私がしていたのが、

ひたすら千羽鶴を折ること。

特別な願いがあったわけではありません。

ただ、何も考えたくなかった。

1羽折る。
もう1羽折る。
また1羽。

紙を折って、角を合わせて、折り目をつける。

それをひたすら繰り返していると、いつの間にか頭の中が静かになっていきました。

悩みが解決したわけではありません。

でも、鶴を折っている間だけは、悩みから離れられた。

それが、当時の私には必要だったのだと思います。

ただ、夢中になりすぎて、指先が痛くなるまで折っていました(笑)

今振り返ると、

「そこまでしていたんだな」

と思います。

当時の私は、家から逃げたい気持ちと、子どものことが心配な気持ちの間で、心が空っぽになっていたのだと思います。

そして、折った鶴は最後に手放しました。


今思えば、自分の中に溜まっていたものも、一緒に手放したかったのかもしれません。


千羽鶴が問題を解決してくれたわけではありません。


でも、何も考えずに手を動かす時間が、私を少しだけ現実から離してくれた。


もし今、頭の中がいっぱいなら。

「何とかしなきゃ」と頑張る前に、いったん手を止めるのではなく、手だけを動かしてみるのもいいかもしれません。

千羽折る必要はありません。

10羽でも、30羽でも。

折った鶴は、部屋に飾ってもいい。

もし寄贈したい場合は、現在受け付けている自治体や団体があるか確認してみるのもいいでしょう。

自分の心を休ませるために始めたことが、誰かの願いにつながる。

そんな時間も、あっていいのではないでしょうか。

もし今、ひとりで抱えている悩みがあるなら、無理に答えを出さなくても大丈夫。

話すことで、心の中を少し整理することもできます。

あなたの気持ちを、ゆっくり聞かせてください。


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