UTAGEの初期設定を自己流で進めると起きること|実際に多い6つのつまずき

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ビジネス・マーケティング
「マニュアルを見ながらやれば、なんとかなるでしょう」

UTAGE(ウタゲ)の初期設定は、たしかに一つひとつは難しくありません。

問題は、間違っていても画面上はエラーが出ないことがあるという点です。

送信済みになっているのに届いていない。

友だちは増えているのに、名簿に残っていない。

こういう状態は、しばらく気づけません。

私はUTAGE構築サポートを50社以上でお手伝いしてきましたが、あとから相談に来られる方のつまずき方は、だいたい次のどれかです。

■ 1. DKIM/DMARCを設定せずにメールを配信する

UTAGE公式は、この設定をせずにメールを送ると「迷惑メールフォルダに振り分けられる、または受信拒否をされる恐れがある」と明記しています。

影響はメルマガだけではありません。

領収書メール、イベントの自動返信、課金失敗の通知メールなど、信用に直結するメールも同じ扱いになる可能性があります。

■ 2. LINE公式アカウント側のWebhookがオフのまま

Webhookがオフだと、友だち追加をしてもUTAGEのシナリオに登録されません。

登録直後のメッセージも届きません。

友だち数だけは増えていくので、名簿が空のまま集客だけ進んでしまうという状態が起こり得ます。

■ 3. Messaging APIとLINEログインを別のプロバイダーで作る

この2つは、LINE Developers上の同じプロバイダー内にそろえる必要があります。

別々に作ると、LINE関連の機能が正常に動作しません。

■ 4. 同じLINE公式アカウントを2つの配信アカウントにつなぐ

UTAGE公式がNG操作として挙げている代表例です。

最初に設定したほうのWebhook連携が外れて、ステップ配信やボタンのタップが正常に動かなくなります。

■ 5. 登録直後のステップ配信に、同じシナリオへ登録するアクションを置く

これをやると登録がループして、同じ人に大量のメッセージが配信されます。

お客様の受信箱で起きてしまうので、気づいたときには信用を損ねている、という種類の失敗です。

■ 6. 課金が発生したあとの商品データを削除する

決済済みの売上データが消え、発行済みの領収書URLを開くと404エラーになります。

こちらもUTAGE公式のNG操作一覧に載っています。

■ 「気づけない」ことが、いちばんのリスク

これらに共通しているのは、設定した本人には見えない場所で起きるという点です。

たとえば、仮の話として考えてみてください。

LINEの問い合わせ通知を設定しておらず、月に2件の相談を見逃していたとします。

そのうち1件が30万円の契約につながる相談だったなら、3か月で90万円分の機会を逃した計算になります。

これはあくまで仮定を置いた計算例で、実際の金額は商品単価も成約率も人によって変わります。

ただ、設定漏れの損失は「起きたこと」ではなく「起きなかったこと」として現れる——この性質は共通しています。

■ 自己流を避けるための3つの原則

難しいことをする必要はありません。

・公式マニュアルの順番どおりに進める。とくにDKIM/DMARCは、外部の解説記事を見て設定すると、サイトやメールが止まる事例が公式に報告されています
・設定のたびにテストする。LINEなら自分のスマホで友だち追加まで、メールなら自分宛に送信まで通す
・UTAGE公式の「NG操作一覧」に一度目を通しておく。避けるべき操作がまとまっているので、先に読むだけで大半は避けられます

■ まとめ

・初期設定のミスは、エラーが出ないまま進行することがある
・メールが届かない、名簿に残らない、といった形で静かに損失が出る
・損失額は状況によるので断定できないが、気づくのが遅れるほど広がる
・公式マニュアルの順番・テスト・NG操作一覧の3つで大半は防げる

ここまで読んで「自分でやるのは不安だな」と感じた方へ。

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