【楽天市場運営】楽天市場での広告の役割について

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ビジネス・マーケティング

(1)楽天市場の広告とは


広告 = 広く告げるもの

「商品の魅力を広くお客様に知らせるもの」

アクセスが集まり売上が見込める商品に育つまでにかなりの時間を要します。通販には類似の商品が既に存在していますので日の目を見ることなく消えていく商材も少なくはありません。その商品の中で、あなたの商品を売り込むためには

・じっくり育てる➡育ち上がる前に類似商品にシェアを独占される恐れ

・値段を下げて売る➡低価格でしか売れなくなる恐れ

・広告で短期間で売る➡広告費が膨大に掛かる恐れ

短期間で一気に商品の認知を高め、売れる商品に育てるための手段の一つが広告でもあります。広告は商品への先行投資の側面が強いです。

(2)広告回収率(ROAS)について


次に、広告回収率(ROAS)について考えていきます。

ROAS(Return On Advertising Spend)とは、かけた広告費に対して得られた売上を%で表したものです。

具体的な例として10万円の広告を買いました。
広告での売上が30万円でした。

ROAS=300,000÷100,000×100=300%となります。
ROASが高ければ高いほど効果が高い=コスパが高い広告となります。

広告を出す際に考えてほしいのですが

あなたの商品を楽天市場で販売しお客様のもとに発送してどれほどの経費がかかるのかを把握されていると思います。

では、その広告費を回収するには?その商品を何個売らなければならないのか?何個分の利益でその広告を買うのか?

楽天手数料・送料を差し引いて
いくらまで、何%まで広告費に使えるのかをしっかりと把握しましょう。

楽天市場で出店して販売するには相当のコストが掛かります。
そもそも楽天市場に出店している時点で広告費を払っているようなものです。

・楽天市場出店費用月額 19,500円(税別)〜
・販売手数料 5.6~11.6%
・送料
・仕入れ

この商品に広告を使って販売するとなると...
広告費を使うことが恐ろしくなってくると思います。

あなたが広告費を工面できる立場であれば良いのですが、
一担当で広告を打つ為に稟議が必要であれば
10万円以上の広告費は現実的でないかもしれません。

楽天市場のアクセスが見込める、立地の良いバナー広告で10万円以下は多くありません。

残念なことに楽天市場のTOPページからの導線があるアクセスが良い広告は「転換率=購入率」は決してよくありません。

自分で検索した広告ではなく、見せられた広告だからよほど安いか、質の高い商品ページでないとユーザーを説得し購入につなげることはできません。

私の経験上、導線の良い広告の「CVR=転換率=購入率」が悪いときは1〜2%程しかありませんでした。

1000人アクセスして売れるのは10〜20個ほどです。

その10〜20人のうち半分リピーターにできる施策がありますか?

・リピーター対策

・転換率対策

・同梱物対策

少なくともこのすべての対策を綿密に行い、作り込んだ上で広告を購入するようにしてください。高額な広告費が無駄に終わることになります。

楽天市場の広告でROAS=広告回収率が良い広告はかなり数少ないです。

私はRPP広告以外の楽天広告を購入することは現状考えられないです。

勝率の低いギャンブルに思えてならないからです。

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