これまで安全衛生、環境管理についての話題を取り上げてきましたが、少し品質管理について触れたいと思います。
品質管理といっても範囲が広いので今回は、ISOについてお話しさせてください。
ISOとは
ISO(アイエスオー)とは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略称で、スイスのジュネーブに本部を置く非政府の国際機関です。
ISOの主な役割は、国際的に通用する規格(ISO規格)を制定・管理することです。
ISOの目的と役割
国際共通の基準を作る:製品やサービスの品質、安全性、効率性などを世界中で統一するための「基準=ものさし」を提供。
国際取引の円滑化:国ごとに異なる基準を統一することで、貿易や技術交流を円滑に。
信頼性の向上:ISO規格に準拠することで、企業や製品の信頼性が高まる。
ISO規格の主な種類(代表例)
ISO 9001:品質マネジメントシステム(QMS)
ISO 14001: 環境マネジメントシステム(EMS)
ISO 27001: 情報セキュリティマネジメント(ISMS)
など、多くの規格が存在します。
ISO 9001とは?
代表的な規格である、ISO 9001「品質マネジメントシステム(QMS)」について簡単にご説明しますね。
規格の目的
・顧客満足を高めるために、製品やサービスの品質を安定して提供する仕組みを作ること
・組織が継続的に改善し、信頼されるサービスを提供していることを維持すること
認証している組織の数(2023年)
日本:39,584件
中国:130,402件
イタリア:約100,000件
日本では、認証している組織(主に企業)は、約4万件となっています。
以前は、主に外資系企業の業務案件を受注する際の入札条件となっていましたが、徐々にその傾向は減少し、認証目的は自社の業務品質を維持するツールとしての利用が多いようです。
では、次回はもう少し内容を深堀したいと思います。