外国人労働者の労働災害

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コラム
こんにちは、引き続き厚労省による、「令和6年 労働災害発生状況について」の資料をもとに、労働災害の傾向などを考察したいと思います。
本日は、外国人労働者の労働災害についてです。

外国人労働者の雇用者数及び労働災害発生状況

雇用者数の推移
外国人労働者の雇用者数は増加傾向にあります。平成20年には約50万人だった外国人労働者数が、令和6年には約230万人に達しました。
また、外国人労働者が全体の雇用者数に占める割合も増加しており、平成20年の0.9%から令和6年には3.8%に上昇しています。 ​

外国人労働者の労働災害発生状況
外国人労働者の労働災害発生率は、日本人を含む全労働者の平均より高く、令和6年の千人率は2.71でした。
特に技能実習や特定技能の在留資格を持つ労働者の千人率が高い傾向にあります。 ​
また、国籍別ではベトナムが最も多く、全体の25.5%を占めています。
次いでフィリピン、インドネシア、ブラジル、中国などが続きます。

ベトナムが多い理由

ベトナム人が最近多くなってきた要因として以下が挙げられます:

経済協力: 日本はベトナムに対する最大のODA(政府開発援助)供与国であり、インフラ整備や教育支援などで貢献しています。
文化交流: 日本のアニメ、漫画、ファッション、食文化などがベトナムで人気を集めており、若い世代を中心に親日感情が広がっています。
労働機会: 日本での就労や技能実習制度を通じて、ベトナム人が日本で働く機会が増え、良好な印象を持つ人が多いです。 ​

外国人労働者の受け入れ制度については、ここでは割愛しますが、わが国は、人手不足の労働市場で、高年齢労働者との協働同様、外国人労働者と協働していくことを前提とした、労働災害予防対策を行っていくことが求められています。




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