ベトナムの病院(Bệnh viện)

ベトナムの病院(Bệnh viện)

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ある日、ヒドく足首を捻挫してベトナム人に病院に連れて行ってもらう
事になった。
外科の救急病院で、病院に入って驚いた。待合室と言うか長椅子や床の上
そこら中に患者がいる、ある者は交通事故らしく血まみれの人もいる…。
ストレッチャーのようなベットの上に寝てる人はまだいい。

何とも地獄絵図のような、映画で見るような野戦病院そのものだ。
で、一人の患者さんに家族だか親戚だかやたら付き添いの人が多いのだ。
この人大丈夫か…、と言うような人が床に寝ている…、とにかく人が
沢山いるのだ。

聞けば、治療は前払いで、お金を払った人から診てくれるらしい。
だから、その恐ろしい程待ってる人たちを横目にお金を払った私は
すぐに診察室に通される。

ドクターは乱暴に私の足を診てまずはレントゲン…、と言った。
痛い足を引きづって隣の建物にあるレントゲン室に行って撮影して
もらって出てきたら、私を連れてきてくれたベトナム人が入れ替わりに
レントゲン室に入っていった。

何か話をしているのかと思い、出てきたベトナム人に”どうしたの?”
と聞くと、私も撮ってもらった…、と言ってる。
ん?何????
前にケガしたところが治ったかどうか、レントゲンを撮ってもらった…
と、まるで記念写真でも撮ってもらうように言ってる…。

レントゲン画像を持ってドクターのところに行ってたら、そのベトナム人
自分のも見せて治ってるか聞いてるし…。こんなのありなのか…?
診察も終わって待合室に戻ったら、血まみれのおにいちゃんがまだ床に
寝たままで、心配になってベトナム人に聞いたら、家族がお金を持って
来るまで診てもらえないらしい…。

そういう人が、彼だけじゃなく沢山床に寝ているのだ…。
日本って本当に恵まれてるとその時思ったのだ…。
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