激動の昭和を生き抜いて来られたお年寄りの方々は
『私はまだまだ人の世話にはならん!!』
と、国のサービスや割引などを拒否される方 多いんですよねぇ。
もちろん、子供からの手伝いやお世話も
『いらぬ、必要ない』あげくには
『何しに来た⁉』と追い返されることもあったり...
お一人暮らしのお部屋をのぞくと、踏み固めた生ごみの上で
虫と共存されているかた。
糞尿の処理がうまくできず、アンモニア臭が漂う衣服をまとっておられたり。
ここで一つ声掛けのアドバイスです。
「うわぁ~‼なんでこんなになるまで言わないんだ?」
「汚ったない!」「臭いからきれいな服着て!」
これらすべて、良くない言葉です。
『ああ~これからもこんな風に、汚れもの扱いされて、罵られながら、指示されて、みじめな思いするのか...』
と思われるだけです。
認知症があって、記憶があいまいになっておられる場合
もしかしたら、あなたに言われた言葉も忘れてしまう可能性は高いです。
しかし、記憶がなくても
『なんだか覚えてないけど、この人は嫌な人だ、いやな気持になる』
という、気分や感情、特にネガティブな感情だけは強く残っていたりします。
何かの介助やお世話をする時、相手の動作よりも、感情をポジティブに動かす
言葉選びは、とても重要です。
ここで、おしっこの染み付いたズボンを着替えて欲しい時の会話術を一つ
「あら、〇〇さんそのズボン、軽くて涼しそうで、いいですね!どこのデパートで買ったの?」
「お気に入りでずっと履いておられるから、ついでに洗っときましょうか?お嫌でしょうが一回このズボンも履いてあげて下さいよ」
この会話でのポイントは
①ネガティブな言葉が一切ないこと
②傷つけないこと
③お気に入りのズボンと、あまり履いてないズボンのために着替えるという
意識の変換をしている。
④ついでだから今しかないかも。と機会を作っている。
意識を汚い、臭い、恥ずかしい
から
お気に入りのズボンに気付いてくれた、おしっこの臭いに気付いていないのかなぁ、ついでだから迷惑掛からなさそうだし
と自発的な行動に結びついたりします。
ちなみになのですが
『デパート、高島屋で買った服』
という神ワード。一度使ってみて下さい(*^^*)