天之御中主神 あめのみなかぬしのかみ

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こんばんは。
今日も一日、お疲れ様でございました。
今日は所用がございまして、普段よりも更新時間が遅めです。

早速ですが、今回のリーディング結果について。

【天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)】

聞きなれないお名前かもしれませんが、天之御中主神様は、いわゆる「造化の三神」のうちの一柱。
造化の三神とは、天照大御神様を産み出した伊邪那岐様、伊邪那美様、国之常立神様など日本の礎を作った神様方よりも前に現れた、本当の意味での「神道における祖神様」です。
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)と共に宇宙から現れた、とされていますが、実は古事記にも日本書紀にも造化三神に関する記載は非常に少なく、いきなり現れて突然去っていった、というような扱われ方となっています。

この辺りについては、他の宗教とはずいぶん異なると思います。
「人々の間から神が現われた」という教義になっている宗教が多い(というか殆ど)中、神道では「起源は宇宙」としているのですから。

全ての源たる天之御中主様のカードは、物質面・精神面を凌駕し、次元さえも超えたところで繋がる、という意味を持ちます。
全ての始まりと繋がることは、つまり「今のままの自分ではなく、大きな力、流れに乗るために自身の変革を促されている」ということ。

男女の別なく、既婚でも独身でもなく(造化三神は性別が無く、みな独身の神様ばかりです)、誰かと比べることもないから上でも下でもなく、そうした概念の無い心の在り様が大事なのです。

訪れるもの、去っていくもの、それらも大きな宇宙のなかでのサイクルで考えれば、取るに足らない些細な事。ただ繰り返し起こるだけ。
辛い状況にあったなら、光があたるチャンスも廻ってきます。
佳い環境にあったのなら、ここから自分の魂を磨くための苦難がやってきます。
佳いことも悪いことも宇宙のサイクルの中の、小さな小さな一つのパーツにすぎませんから、不安を感じる必要もありません。
達観というか、これはもう「そういうふうにできている」と俯瞰して考えることが大事なのですから、悩みすぎないことです。

実は今回のリーディング中、カードを切っている時にこのカードが飛び出し、戻してまたカードを切っていたらまた飛び出し、再度戻して改めて切りなおして引いたら、「またアナタですか…!」という経緯があったうえ、日中にも天之御中主様に関わる事象に遭遇していたため、私としては腑に落ちたというか納得がいく結果となりました。

今回のリーディングについては、確実に皆様にお届けすべき内容だったようです。どうぞお役立てください。

宵小町  拝

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