金山毘古神 かなやまびこのかみ

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こんにちは。
暑い日が続いていますが、皆様、体調を崩したりなどされていませんか?
水分補給は大事ですが、過度の摂取も肉体には負担がかかりますから、適量、というものがどれくらいか分かりにくくて難しいですが「適度なタイミングで適度な量の摂取」を心掛けてくださいね。

さて、今回のリーディング結果について。

【金山毘古神(かなやまびこのかみ)】

金山毘古神様は、鉄などの鉱物とその加工についてを司る神様です。
金属加工、特に刀の鍛造などは皆様もその場面を映画やドラマ、ドキュメンタリーなどでご覧になったことがあるかもしれません。

鍛冶師は鍛造の際には潔斎精進などで身を清め、神事のように行っていたといいます。鍛冶場には注連縄も張られ、白装束で臨むそうですし。
手法の伝授も、ほぼ体で覚える「感覚のみ」というか、師匠の技術を見て盗む的な伝えられ方で続いて来ましたから、作り出す側も、習得し受け継ぐ側も、五感を研ぎ澄ませて関わってきたわけです。

全身全霊をこめて鍛えぬいた刃は、時に我が身と大切なものを護るため、時に料理をふるまうため、また作物の手入れ・収穫などのため等、人々の生活に密着した形で使われますが、それらは常に「誰かを喜ばせる」「誰かを幸せにする」ことに繋がっています。

だからこそ、金山毘古神様は「楽しむ」ことを好まれます。そして、鍛冶の最中は一瞬たりとも気を抜けませんから「正しい流れ、滞りなく進む手順」を大切にしていらっしゃいます。

つまり、このカードは≪五感を磨くことを疎かにせず、整った生活リズムの中に身を置くことを楽しみなさい≫というメッセージなのです。

包丁は丁寧に手入れをし、きちんと研いでおかなければ、素材の持ち味がだい無しの料理になります。人の体も同じです。
土、芝生、流れる水、水を地中から吸い上げて枝葉の隅々まで行き渡らせる樹木…自然界にあるものから直接「気」をいただいて、五感を刺激しましょう。

特に今は気温が高い日が続いていますから、週末の三連休は寝坊をせずに早朝に起き出して外気が涼しい間に散歩したり、自宅の庭で軽くストレッチをするついでに、手のひらや裸足になって足の裏を地面や芝生につけたり、きれいな小川や池(汚れていては意味が無いので、その場合は盥やバケツなどに汲んだ水でOK)につけたり、生き生きと葉を茂らせた樹木に触れたりしながら、深呼吸を繰り返すと佳いでしょう。

ただし、以前このブログでも書きましたが、「御神木」等に触れるのはお勧めしません。何となくご利益を戴けそうで触りたくなってしまいますが、触れるということは自分が相手から受けるだけでなく、自分が纏っているものを相手に擦り付けてしまうことでもあるのです。
境内に御神木がある寺社はたくさんありますし、私もよくあちこちの神社へご挨拶に伺うので見かけますが、参拝者が触れられるようにしてある御神木は概ね、人が触れられる位置には何も在りません。御神木に宿るものが、むやみやたらに触れられるのを厭うて、触れられないところに逃げているからです。

知らない人がいきなり来て「得をよこせ」「幸運を分けろ」とベタベタ触れてくるのですよ?? 時には抱き着いて来たりするのですもの、当然嫌がります。しかも、望んでもいないのに勝手に悪いモノを押し付けていくのですから…
せめて、真摯にご挨拶を繰り返して存在を受け入れていただいたうえで、となればまだマシなのでしょうけれど…


まだまだ暑い日が続きますので、皆様どうかご自愛くださいませ。


宵小町  拝



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