「ショート動画、始めてみたけど全然再生されない…」
企業のSNS担当者さんから、こんな相談をよくいただきます。
実は、伸びる企業ショート動画と伸びない企業ショート動画には明確な違いがあります。しかもその差は、センスや予算ではなく「知っているかどうか」で決まるものばかりです。
今回は、3,000本以上の動画を制作してきた中で見えてきた、特に効果の大きい4つのポイントをお伝えします。
■ ポイント①:最初の1秒で「止まる理由」を作れているか
ショート動画では、視聴者がスクロールを止めるかどうかが最初の1秒で決まります。ここで興味を引けなければ、どんなに中身が良くても見てもらえません。
効果的なのは、冒頭に「フック」を仕込むことです。
・「〇〇って知ってた?」→ 意外性で好奇心を刺激
・「これ、やっちゃダメなやつです」→ 損失回避の心理を突く
・完成品を最初に見せる → ビフォーアフターの「アフター」からスタート
逆にNGなのが、ロゴや挨拶から始まるパターン。「こんにちは!株式会社〇〇です」で始まる動画は、ほぼ確実にスワイプされます。
大事なのは「何の動画か」ではなく「続きが気になるかどうか」です。
■ ポイント②:1本の動画に詰め込みすぎていないか
60秒のショート動画に「会社紹介・サービス説明・お客様の声・料金案内」を全部入れようとする企業さんが本当に多いです。
気持ちはわかりますが、情報を詰め込むほど、結局何も伝わりません。
鉄則は「1動画=1メッセージ」。
「この動画で伝えたいことを1行で言えるか?」を投稿前に必ずチェックしてください。
たとえば「当社のサービス紹介」ではなく、「〇〇機能で業務時間が30%減った話」のように、1つの具体的な切り口に絞る。
伝えたいことが複数あるなら、Part1・Part2とシリーズ化すればOKです。むしろシリーズ化したほうがフォロワー獲得にもつながります。
■ ポイント③:テロップを「読ませよう」としていないか
企業のショート動画でありがちなのが、テロップに長い文章をびっしり入れてしまうパターンです。
ショート動画のテロップは「読ませる」ものではなく「見せる」もの。一瞬で内容が伝わる視覚情報として機能させることが大切です。
押さえておきたいルールはこの5つ。
・文字サイズは大きく(スマホで一瞬で読めるサイズ)
・1画面の文字数は15文字以内(多くても2行まで)
・配置は画面中央やや上(下部はアプリのUIと被る)
・フォントはゴシック体(明朝体はスマホでは読みにくい)
・色は白文字+黒縁取り(どんな背景でも視認性を確保できる鉄板)
また、テロップは一度に全部表示するのではなく、ナレーションに合わせて1フレーズずつ切り替えるとテンポが良くなります。
■ ポイント④:1つのプラットフォームだけに投稿していないか
ショート動画の大きなメリットは、1本作ればTikTok・Instagram Reels・YouTube Shortsの3つに展開できることです。
せっかく作った動画を1つのプラットフォームにしか投稿しないのは、正直もったいないです。
ただし、注意点が1つ。TikTokで作った動画をそのままReelsに投稿すると、TikTokのロゴ(ウォーターマーク)が入った状態になります。これはInstagramのアルゴリズムに不利に扱われる原因になるので、必ず元の素材から各プラットフォームに直接アップロードしてください。
各プラットフォームの特徴をざっくりまとめると、
・TikTok → 拡散力が非常に高い。幅広い年代に届く
・Reels → 20〜30代女性に強い。ライフスタイル系と相性◎
・Shorts → SEO効果が高い(Google検索に表示される)。ノウハウ系に強い
自社のターゲットに合わせて「メイン」と「サブ」を決めつつ、3つとも投稿するのが再生数を最大化するコツです。
■ まとめ
今回お伝えした4つのポイントをおさらいします。
① 最初の1秒で「止まる理由」を作る
② 1動画1メッセージに絞る
③ テロップは「読ませる」ではなく「見せる」
④ 3プラットフォーム同時投稿でリーチを最大化
どれも「知っていればすぐにできること」ばかりです。
とはいえ、「わかってはいるけど、実際に自社でやるとなると難しい…」という声もよくいただきます。撮影の段取り、編集のクオリティ、投稿の継続…やることは意外と多いですよね。
私はココナラでもショート動画の編集サービスを出品しています。「まずは1本だけ試してみたい」という方も歓迎ですので、気になる方はサービスページをのぞいてみてください。