大学受験でいい点数とっても、教養のない奴がいる。
ひろくいえば古文も数学も教養。
キリスト教も仏教も教養だ。
クラッシック音楽もワルツのダンスも教養。
フラメンコも教養だ。
面白いのは日本の進学校って教養とか道徳とか一切無視して
共通一次の答練とかやっている。
まあ、やってもいいけど教養のない馬鹿が出来上がる。
サルが馬鹿を作った瞬間だ。
このまえ、早稲田大学を中退して医者になった人の家をお邪魔したが
図書館よりも蔵書とレコードが山積みだった。
その昔、三井三菱のお歴々やらフランス支社の社長やったお歴々に教わった
のはシャンパンとワインの飲み方だった。
小娘は甘い癖のないピンクのsec、そこそこ場数を踏んでいる人にはBRUT
という辛口。 純粋にシャンパンの香りを楽しみたい人と速く酔っぱらいたい人がいる。私は、extra brut。
その時に追っかけリキュールが入っているシリーズがある。
それを知っているだけでもてる。
さてワインだがコンビニで売っているのはチリ産のカベルネソービニオンだが
私はあえてシラーとメルローとピノノワールで樽詰めしたものが好き
味も香りも複雑だから。飲みにくいとかいうのは飲んだことのない人
このシラーとメルローとピノノワールの混合比率がわかるのも教養。
シャンパンもワインも教養の塊だ。
甥っ子2号はニューヨークの金融界にいて年収3千万くらいもらっている
つい最近までFRBにいながら論文書いていた。
その甥っ子にブルーノートクラブの遊び方を教えた
レミーマルタンとシガー、ピアニストにチップ300ドル&赤ワイン一杯
ごちそうしろと。
そんな遊びをしていたらいつの間にかブルーノートのピアニストが甥っ子2号の彼女になった。
映画「ウオールストリート」のゴードンゲッコーさんかよ って。甥っ子に
言われて笑われた。
「どの時代でも、現金をたくさん持ってる奴が正義なんだよ」って教えた。
そういえば甥っ子2号と同じくらいの時に銀座で先輩と遊んでいたなあ。
年末、日本に帰ってきて六本木のホステスバーに接待してくれた。
グッチのスーツにエルメスのパシャをしていったら甥っ子2号は
シャネルのスーツで、カールラガーフェルドって書いてあった。
頭に来たのでグッチのコート着て、ロシアの帽子かぶったら
甥っ子2号はルイビトンのコート着ていた。
グッチのスーツは私の祖父の名前を告げれば3割引きで買えるし
日本橋山形屋さんにおいては近藤ちゃん割引もある
衣食住に不自由したことがない
それで、彼の高校時代の友人何人かと甥っ子2号と私で楽しく
のんだ。ジャズピアノのおじいさんにもチップ200ドルあげたら
あいさつに来て一緒に連弾をしてた。
彼女がブルーノートのピアニストで教えてもらっているらしい。
かなり上手だった。
世界中見まわして、ジャズもクラッシックも楽譜の読めない奴は
教養のない奴で労働者階級。かなり馬鹿にされる。
ウオールストリートの金融街で生きていくのは、経済学博士も大事だが
そういう接待とか接遇の教養も必要になる
日本のお受験で大学行って日本企業に入ったやつらは貧乏過ぎて教養が
何もなくて笑う。