【全3回】プレママの同僚をフォローするあなたへ ①職場が疲弊する理由

【全3回】プレママの同僚をフォローするあなたへ ①職場が疲弊する理由

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コラム
同僚から「妊娠しました、迷惑かけるけどよろしくお願いします」と言われた瞬間、おめでとうという気持ちと同時に、頭の中はいろんな考えでいっぱいになります。
このまま働き続けるのか、辞めるのか。悪阻で休むことは増えるのか。育休中の仕事は誰がやるのか。復帰はちゃんとしてくれるのか。一瞬でそこまで考えてしまう自分がいます。

実際、妊娠がわかってからは、悪阻がほとんどなく時短勤務で乗り切る人もいれば、体調不良で休みがちになる人、休職を選ぶ人もいます。どのケースでも、周りは自然と気を使うようになります。もし何かあったら、という責任も感じてしまうからです。

そして時短勤務や休みが増えれば、当然、以前と同じペースでは仕事が回らなくなります。多少ならいいのですが、それが積み重なると、近くの同僚はフォローに追われて「いつまで続くんだろう」「結局自分が背負っている」という気持ちが湧いてきます。

産休・育休を取りながら働き続ける人は増えていますが、職場の理解が追いついていないのが現実です。妊婦さんに遠回しに退職を促すような異動を命じる会社もあれば、休んでいる間、育休中も代わりの人を雇わない・雇えない会社もあります。

結果として、妊婦さん本人も、周りの同僚も疲弊していきます。そして同僚のその疲れは「怒り」や「不公平感」に変わり、矛先が妊婦さんに向いてしまうことで、人間関係がこじれていきます。
「気を使ってもらって、仕事も減らしてもらって、ずるい」「時短で休みも多くて、なんだかなって思う」。
そう感じてしまうのも、実は仕方のないことです。妊婦さんの体調の大変さも、育休明けの子育ての大変さも、経験していなければ実感として理解するのは難しいから。
わがままなのではなく、知らないだけです。だからその感情を無理に否定しなくていい。ただ、否定する代わりに、一度話を聞いてみてください。今どんな体調なのか、何がつらいのか。

そして伝えたいのは、プレママのフォローを一人や少人数で抱え込む必要はないということ。個人の頑張りで解決する問題ではなく、部署や会社全体で仕組みをつくるべきことです。
次回は、上司が動いてくれないとき、どうやって声をあげればいいのかについて考えていきます。

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