幸せそうな夫婦の末路

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幸せそうな夫婦の末路

昨日の話だ。スーパーでいつものように買い物をしていたら、やたらと幸せそうな夫婦を見かけた。手をつないで微笑み合いながら、仲睦まじくカゴに商品を入れていく。まるで映画のワンシーンのような雰囲気。

しかし、その幸せオーラの裏で、彼らは大胆にも万引きをしていた。夫がカゴに入れた商品を、妻がこっそりバッグへスライドさせていく。いや、普通に買えよ。その笑顔の裏にそんな悪事を働くとは、まるで二重人格者だ。

こんな時のためにいるのが、俺のセフレでもある万引きGメンのミカだ。すぐにLINEで「ターゲット発見」と送信。彼女は即座に動き、出口で張り込むことに。

そして、夫婦がレジを通らずそのまま出口へ。ミカが静かに後を追い、スーパーの外で「ちょっとお話いいですか?」と声をかけた。夫婦は一瞬凍りつき、次の瞬間、夫が絶叫。

「俺はやってないぃぃぃぃぃ!!!」

その場で力尽きたのか、彼はそのまま盛大に脱糞。ズボンの裾から怪しげな茶色い液体がポタポタと地面に滴る。周囲の客が悲鳴を上げる中、妻は夫の腕を引っ張り、車へと猛ダッシュ。

ミカが無線で応援を呼ぼうとしたその瞬間、夫婦は車を急発進させて逃走。信号を無視し、暴走族並みのスピードでスーパーの駐車場から飛び出した。

が、運命の女神は彼らに微笑まなかった。

車はそのままカーブを曲がり損ね、目の前の崖へと一直線。次の瞬間、ガードレールを突き破り、空中へと飛び出した。まるでアクション映画のワンシーン。

「嘘だろ……」と呆然とする俺とミカ。

そして——

ドカーン!!!

車は地面に激突し、大爆発。炎と黒煙が天へと舞い上がる。まるでハリウッド映画のクライマックスのような光景だった。

沈黙が訪れた。店員たちも呆然としている。その時、一人の店員が呟いた。

「なんか、かぼちゃに八つ当たりしたくなってきた……」

彼は店頭に並んでいたかぼちゃを手に取り、地面に叩きつけた。ボフッと鈍い音が響く。そしてまた一つ、また一つ……。

俺たちはただ黙って、その光景を見つめるしかなかった。

こうして、幸せそうな夫婦の物語は幕を閉じた。

万引きは、するもんじゃない。


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