宿命が上格だから成功するわけではないんです。

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6月末、プロ漫画家の友人が京都にきて、晴明神社とか晴明の墓とか以外で、一般的には知られてない安倍晴明ゆかりの地を巡って来たんです。
 8年ぶり?ぐらいに再会した友人と、移動中に色々な話ができて、久しぶりに手加減しないでおもうまま話ができて、楽しかったです。

 生き馬の目を抜く漫画業界にあって、漫画家は数いれど、コミックスを何十冊も出し、アニメ化もして、何十年も現役漫画家として活躍し続けている彼女の宿命は、一般公開されていませんので、本当の宿命は、私だけが知っている?ことになるのかな。w

 その彼女の宿命は、天干に自分の第一守護神・第二守護神がめぐる、いわゆる上格の宿命なんですね。
 しかし上格だからと言って、プロとしてデビューし、活躍していくまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。

 結婚をするかもしれなかった、当時お付き合いしていた彼を振り切り、プロ漫画家になるという決意で、夢を追って上京してから、下積み5年。
さまざまな漫画家さんのアシスタントをやりながらの20代。

 今でこそ、自分で家を建てたくらいですが、当時は自身がいうように、超貧乏暮らし、だったそうです。その月の生活の糧もなくて、アシスタント時代は、担当さんに「お金を貸して下さい。」とお願いすること度々、だったと言います。デビューしてからも、作品だけでは生きていけないので、他のプロのアシスタントの掛け持ちをして、体力で乗り切りました。

印象深かったお話は、ついた担当さんの「ダメだし」攻撃につぶれそうになった若い時のお話。
 描いても描いても、提案しても提案しても、その物語の可能性ではなく、うまくいかないというよくない理由を見つけ出しては、それを却下するという、客観的に聞いていると、すこしいじめなんじゃないかとも思われるような取り扱いが長く続いた時期があったんですね。

 その担当さんは「こんなのよくある話。」とせっかく書き上げてきたものの中身をちゃんとみてくれてないし、社内調整もしてくれない。
 本当に漫画作品を理解しているのか、と疑問に思うようなそんな男性担当者にあたりつづけたときの、彼女の自己肯定感のぐらつきや不安は大きく、なんども「もうだめ!」と道を諦めそうになったり、希望を失いそうになったときがあったそうです。

 漫画家はデビューしてからが勝負、と言われる通り、そこがゴールではありません。デビューが決まった連絡が来ても、安心できるわけではありません。 今は多少違うのかもしれませんが、デビュー後、最初、新人さんに3作品は描かせてくれる。でもその3作で結果を出せなかったら、そこで終わる。
 雑誌関係の創作の仕事は、そういう厳しさの伴う競争世界です。
この第二関門を乗り越えたものだけがはれて、プロになる。

 にもかかわらず、逆風をふかせる担当さん。ストレスフルな日々、傷つけられるような言葉もあったりして、恨みつらみもあったかもしれません。この生活がいつまで続くんだろう、という実生活への焦りもあります。

でも、壁にぶち当たったそんなある日、彼女は意識の転換を図ります。
 なにを言ってもやってもわかってくれない相手の世界とぶつかることをやめて、むしろ相手の意識を飲み込む器に自分を成長させようと決めたのです。
これまでは、担当さんを対等な仕事相手とみなしていましたので、どうしてわかってくれないのだろう、パターンも意味もよくわからない!と、立ちはだかる壁や、敵のような存在に考えていました。
 しかし、悶々長くつらい日々を超えたあるとき、彼女は達観した心境に至ります。変な相手だ、とこのまま怒りを溜めていてもしょうがない。
どうしようもない出来の悪い弟と相対するような母の心になって、相手と話し合おう、と思ったのです。
 全く相容れない相手との間に、バランス点を見つけたのですよね。
(そう、彼女の人生の風向きを変える宿命の鍵は、鳳閣星=物事のバランス点を見つけ出すことなんです。)

そしてすっきりと新たに仕事の意識を切り替えた途端、思っても見なかった神風が吹きます。上格が動きました。
なんとそれまでの担当者さんがいきなり交代します。

そして、きたのは、「龍高星」主星の女性編集担当者さん。
「龍高星」は、彼女の目上の星。それは彼女の第一守護神でもありました。
彼女の仕事は一気にやりやすくなります。

 新しくやってきた龍高星の上司(担当者)は、それまでのひととは打って変わって、彼女がうちだすちょっと不思議系のストーリー提案や企画に興味を持ってくれ、「うん、それいいね、おもしろいね!やってみようか!」とどんどん引き上げてくれます。
 そして、言葉だけではなく、それを展開していける場を社内で調整して、作り出して、彼女にチャレンジさせてくれたのです。

そして、その作品はアンケートでも好評で、そこから彼女は安定して連載をもらえるようになっていきました。毎月必死になって追われながら描いてはいましたが、コミックスの発売と同時に徐々に生活の心配はなくなっていきました。

そんな彼女は、大の占い好き、オカルトも好きです。あるかもしれない不思議な話が大好きなところから、異世界とこの世界を絡み合わせる作品を描くのがとても上手な漫画家さんです。
 天南星をもってますので、打たれても打たれても立ち上がります。どんな困難があっても続けられるタフさがあり、そして自分を信じる気持ちをもった司禄星は、どのような世界でも、基本的にメンタル強いです。

 そして、彼女は宿命のなかに、調舒星中殺と調舒星を持っていますので、反骨精神もありますし、アイデアに枠がありません。
実は調舒星中殺の方は、小説家、漫画家、脚本家、映画監督と言ったように、なんらかの書き物系作家さんに多い星です。ハリーポッターシリーズのJ.K=ローリングさんも主星が調舒星中殺ですね。

 調舒星や鳳閣星のような伝達の星に枠組みがない人は、直感を活かした思いつきやひらめきがよくあり、きちんと意識が天と繋がっている限り、基本的に物語のネタに困る、ということを知らない人です。
ですから、企画向きの人でもあります。
そこに、財の星があれば、市場動向に合わせてアイデアを活かしていきます。

クライエントさんからどんな設定を任されても、それなりにアイデア出しをしながら、形に仕上げていくことができるので、お金にも繋がります。
彼女の宿命は、漫画家の宿命にとっても向いた宿命でした。


漫画でも小説でも、色々なジャンルがありますが、あなたが創作者であったら、どんな領域でヒット作を出すのか、ということにも、実は条件があります。
それはやはり作品が、自分の宿命に合ったものであるかどうか、というところです。

作品というのは、その作家さんの命(気)を吹き込む行為です。
ですから、自分が得意分野にしている意識の気を作品の中に込めたとき、その作品には生命力が宿ります。作家がこめたエネルギーが活性化します。
その作品を読んだ人たちは、その気の純度が高いほど、その作品に感化されることになります。自分の宿命にないものを書いても、それはやはりリアリティがなく、ツボがぼけて、面白くないのです。

私の友人である漫画家さんのストーリーは、舞台は色々ですが、どの作品も彼女の宿命のなかにある気を活かしたものばかりです。
 ハーレークインの作品を描いたのも、まさに現実に汚される前の思春期の若い人たちがもつ、爽やかで情熱的な、異性の魅力や恋の素晴らしさを描くのが得意な天恍星が活きたものですし、少女漫画の世界や青春の恋愛を書くのに、ピッタリです。

 こういう爽やかな星がある人ですから、龍高星を生かすとしても、サスペリアとか、本当にあった怖い話、とか、ドロドロしたレディース漫画というジャンルではまったくないわけですね。w 

 一般的には年を重ねれば、自然と人生経験と共ににじみでてしまうような時代性の古臭い恋愛をかいてしまうものですが、天恍星を持った作家さんは、そうはなりませんね。
 歌手・加山雄三が、80歳をこえても「若大将」と呼ばれ、君といつまでも、を爽やかに歌えるように、天恍星は時代を超えてさわやかです。
 天将星や私のようなおっさんの星たちは、どうあっても現実離れをした恋愛を空想できませんが、天恍星は、天使の世界だろうが、宇宙人とだろうが、アイドルとだろうが、どこからでも素敵な異性との恋愛を発生させ、夢を見ることができます。若い人たちの空想の世界とシンパシーが合うんですね。

 彼女の宿命が上格だから、とんとん拍子にスターダムに乗ったわけではありません。必要な苦労をしっかりと積み、すべての宿命を開花させるような生き方をしたからこそ、神風が吹き、上格が結実したと言えるのです。

 そして、自分らしい生き方をしていくための環境を、自然と引き寄せていく意識を持って生きるのが上格の人らしい生き方です。
 上格は、何もしなくても、努力しなくても、いい環境が自ずと引き寄せられて、最高の人生を生きるわけではないということです。
正しい方向性に向けて、正しいやりかたで、正しい努力をした時に、時がきて、実ってるんです。

陰占図というのは、その人の深い部分の意識世界です。
この意識のなかで、忌神・守護神、色々あるでしょう。
しかし、陰占図にある干支は、すべて、自分が経験したいとおもって選んだエネルギーたちなんです。

朝のビュッフェで、お皿を一枚渡されます。
ワンプレートは、6つに分かれていて、すきなおかずを選んでのせることができます。ある人は、自分のすきなフルーツをそれぞれ盛るかもしれませんし、またある人はお肉だけを盛るかもしれません。
 和食おかず、だけ、洋食おかずだけ、という人もいるかもしれません。

 陰占図というのは、そのワンプレートにのったおかずのようなものです。
ですから、あなたは残さずに「全部食べなくちゃいけない」んですよ。
「納豆しかのせなかった、バランス悪い〜、食べきれないよ〜」となったとしても、食べなきゃならない。w

上格のひとというのは、そのワンプレートにのせたおかずが、全部、自分の好物だったようなものなので、好きなものにとりくんでいこうとする努力のなかで、自分の宿命が生かされていきます。
 下格の人は、「良薬口に苦し」なおかずばっかり、てんこ盛りしたようなもので、おいしくない!って思っても、それを取り込むことで、自分の栄養になっていく人たちなんですね。
 美味しくないので、避けたい。嫌な気持ちも湧いてきやすい。でも、これを消化していくことで、外側の環境に左右されない実力を備えていくことにもなるんですよ。下格は逆にそういう自分を作っていくことで安定していきます。

 そして上格でも下格でも、すべての星の意識の気を純化していく努力は一緒なんです。だから、上格だからといって、まったく苦労がないわけではありません。漫画家の友人にしても、主星が司禄星ですから、本来は財に困るようなことをしないひとですが、財に困って初めて、財の価値を学ぶことになりますし、そこに価値がある、と決めて、あきらめずに積み重ねたからこそ、今の立場があるわけですよね。離郷して、天恍星の冒険をしたんです。
 司禄星を徹底して活性化するなかでの苦労は、たくさんありました。

 占いに行く人は概して、「私の運勢はいいんですか」って聞きたくなる人が多いと思います。でも良い運勢にしていくか、していかないかは、すべて自分次第なんですね。素晴らしい格をもっていたとしても、下積みを放棄してしまえば、それが生かされることはまったくありません。
 上格なのでやった努力は実りやすく、手助けはありますので、そこそこいいところの奥様になって、そこそこ平安な、問題のない家庭におさまりながら、なんとなく刹那的に好きなことをしているひとはいます。しかしそういうひとであっても、内心では解消されなかった気が淀み、解消しきれない欲求不満を抱えていきている上格のひとなんて、そこらじゅうにいるんですよ。
 だから、大事なのは、運勢の良し悪しよりも、本気で自分の人生を生きるかどうか、ということなんです。本気になれば、意識の気が稼働します。

 一方、下格で誰の手助けも受けづらい、これは大変だなぁと思うような宿命の人であっても「私、そんなに苦労した覚えはありません」と返ってくる場合もあります。おそらく、人と自分を比べたことがないのだとおもいますし、何を基準に比べるかといえば、明確な基準点もないので、そう返ってきたのだと思いますが、世の中では、自分が背負った苦労を当たり前と思っていきて、人が嫌がる仕事もすすんでこなし、今に感謝して暮らしている人もいっぱいいるということですよね。

 おなじように、同じ生年月日でもまったくちがう人生を送るのも、ようするに人生は運勢ありき、ではないからです。自分が、持って生まれた素材や土台をもとに、どのように創造性を発揮して、何を作り上げるのか、すべて自分の自由意志に任されていること。自由意志の星が地球だからです。

漫画家の彼女は、宿命の過半数が宿命中殺ですから、いくら天干に守護神が並んでいたとしても、自分の意思をとおそうとしたとき、自分の思いが自分の思ったそのままの通りになりません。身強ですから、我も張りますので、ぶつかる気持ちもたくさん発生します。(またこの我がないと、困難を越えられなかったと思います。)締め切りに追われて、体力勝負の追い込まれな時期も何度も経験したおかげで、身強も解消し、すべて必要な条件を自然とクリアしていく中で、彼女が目指していた夢は叶っていった、ということなんですね。

 子供の頃、私も漫画の持ち込みをしていたことがありました。でも作品を通して、そのときの担当者に人格否定されたうえ、たった2、3回で簡単に折れました。彼女がデビューするまでの苦労を聞きながら、「ああ、私にはこれができなかった、これが自分との違いだな」と、うなづくことが度々ありました。やっぱり、運勢だけであがっているひとは、誰もいなかったんです。
 嫉妬がいかに不当なものかということがわかります。
 成功したひとが人に見せない、見えない努力が想像できない時、人は簡単に人を嫉妬するんですね。プロとプロになれなかった自分の間には、明確に違いがあった。そして、それがわかって、過去に対して、とても爽やかな気持ちでした。

 先生とよばれるようになり、サイン会に人が並ぶようになっても、彼女はひとにやれない地道な向上を、成功してからも常につづけていました。
その長年の努力の変遷もイラストや作品を通して、見せてもらって、感慨深かったです。素敵なひとだなぁと改めて思いました。
(司禄星にやられてしまったのでしょうか!?w)

よりいいものを描きたい、よりよい構図は?
嘘は描きたくない。本物を見てこよう。体験してこよう。
彼女は第一守護神の龍高星の自己改革を大事にしてきました。

そして、世の中で、何がいまウケているのだろう、といった、出版業界のマーケティングを抑えた勉強もしていました。

 ママン譲りの価値観で、みんながやってたらもう、つまらない、自分の描きたいもの、マイナーなものしか好きじゃなくて、融通がきかせられなかった偏屈な自分とは、その辺りで全然違ったんですね。w
 それはそれで、領域に合致すればよい発展を見せることもありますが、そうそう都合が良い領域と出会うには、またそれだけの研鑽がいります。

 この世界は、昭和のアイドル設定のように、街中を凄腕スカウトマンが声かけてきて、一気にヒットを飛ばすアイドルに成長するような成功話は、完全にノンフィクションです。現実にはあり得ません。
 普通にいきている上でも、他人が仕事を褒めてくれたり、よいものを取り上げてプロデュースしてくれるような幸運は、まずありませんので、自分が自分を成長させ、セッティングしていかなくてはなりません。
 そのモチベーションたるや。
 そういう意味で、彼女は環境との融和を、非常にうまくやれたわけなんですね。上格の強みはそういうところにもあると思います。

 つまり、ここで占いに通う人たちに言いたいのは、悩んだとき、自分の運勢の良し悪しに意識を向けるよりも、むしろ、もともと自分の与えられた素材をどれだけ理解して、自分のもってるものを愛して活用していくか、という創造性のほうへ、意識を向けた方が人生有益だということです。

 そして、作り上げた幸せは、色々な評価があるかもしれませんが、だれがなんといっても、その人のなかにある幸せは、誰にも奪えないものです。
 誰の評価も関係なく、自分が自分で幸せだと感じられる時間と空間を作り出し、人生でそんな瞬間を数多く体験できたら良いですね。

毎日毎日、夢を見るように、人は自分の現実世界を作り出しているのです。
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