英語を学ぶとは?

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はじめに。
 学生時代を思い出してください。小学から中学に上がると学校で新たな交友関係を作ったり、自分のクラスの空気感に慣れたり、どんな担任教諭が来るのかと不安に思ったりといろいろと大変なことがありました。そこに輪をかけて勉強する内容も一段ステップアップして難しくなるので更に大変です。その中で「英語」という科目が新しく入ってくるのですから戸惑いもあると思います。また中学英語をおろそかにするとどんな科目もそうですがその先の高校英語では更に苦戦を強いられることになります。
 これは実は学生の時だけに当てはまる事ではないのです。社会人として海外赴任する、外国人との商談をまとめるこんな時にもあの時の思いが蘇り再び勉強しなければならなくなる。生きていると友人や恋人との別れがあり、自身が病気をしたり、職場をやむなく追われたりと避けて通れない事が降りかかるときもたびたびです。そのときにこうすれば間違いないはずであるという明確な答えがあれば楽です。でも残念ながらこれは正解というものはなくて人によっても解き方はまちまちなものです。ただもしその答えの一つの選択肢として英語を学ぶとは何なのかという問いに対しての解決策があればと考えました。何かの縁でこのサイトにたどり着いた人にヒントを与えることが出来ればと思い、この問いかけに私なりの解答例を示してみたいと思います。中学で初めて英語というものに出会ってから今日この歳になるまで私なりに英語を学んできた経緯から読者の皆さんにとって少しでも為になることと信じて…。

国語とは、英語とは。
 国語と英語。誰もが同じものだと思っていませんか。正解はノーです。中学生の頃同級生から「国語はできるけれど英語はできない。」「なんか苦手なんだよな英語って。」と言われた経験ありませんか。これはたぶん同じ言葉だからできて当然だといった誤った考え方からきています。
 考えてみてください。日本人は旧石器時代に東南アジアから移住して来た古モンゴロイドと中国大陸の江南地方に住んでいた倭人との融合と言われています。一方英語圏の英国人は紀元前450年前からの先住民であるゲルマン民族です。この民族はもともとはドイツ北部に居住していました。人はもともと熱帯地方や亜熱帯地方の動物でした。そして氷河期を何度か経験しました。その過程において体型や皮膚を変化させ環境に適応したり暖かい地域へ移住したりして生き延びてきました。この気温変動により熱帯アメリカ人という黒人とヨーロッパ人という白人そしてアジア人という黄色人とに分類されたのです。こう考えると元は一つのユーラシア大陸で暮らしていた同じ生き物だとしても温度も生活圏も違う地域で暮らしてきて体格や骨格が変化しているのですから話す言葉がちがってしまうのは当然です。
 さらに言えば発音記号なるものはもともと無かったのです。あれは日本人でも英語ができるように意図的につくられたものです。そこからも英語は特殊で難解な言葉であると言えます。
 また口の形を見ると欧米人は下顎が出て口から喉にかけて奥行きがあるのに対して日本人は上顎が出ていてほほが膨らんでいて横に平べったい顔なのです。これは欧米人が肉中心の食事をしてきたのに対して日本人は肉も魚も野菜も食べてきたことからそうなったと言えます。野菜は歯ですり潰して消化させるからです。長い歳月をかけて顎の骨格もそれなりに進化してきたのです。そう考えると当然口の形も違い同じ音を発音しても微妙に異なると言えます。こんな話をするとだから英語なんて話せないと弱音を吐きたくなる気持ちも分かります。でもそう嘆いていてもどうしようもありません。先ず欧米人と日本人は違う種族なんだということを理解ください。その上でどうしたら英語を習得することが可能となるのか話を進めていきます。

私はこうして学んできた!!
 何を隠そう私自身も日本で生まれて日本で育ったのでスタートは皆さんと同じです。そこで中学で初めて英語という特別な言葉に出会った私がどうしてきたのかについてお話させてください。
 まず先生によく言われたのが辞書を引くことです。よく重たいので辞書は授業中以外に持ち歩かないという人がいます。確かに合理的な答えです。間違っているとは言いません。でもこれから長く付き合っていく言葉と考えて辞書は持ち歩くことをお勧めします。例えばお腹を壊しやすい人が胃薬を常備薬として持って歩く。忘れることが多い人がメモ帳をカバンに入れて持ち歩くという感覚です。常に辞書があれば折に触れて引いて調べる習慣がつきます。さらに単語を10回と言わずに何度も書くようにすることです。これも習慣化していくことで自然に単語が身体に染み付いていきます。また頭に入ってもそこに行動が伴わないと必ず人は忘れるものです。でも辞書を引くと手を使いパラパラと頁をめくります。その時どこかなと目で字を追います。単語を10回20回と書くときにも手首まで鉛筆の芯からの圧が加わります。それは脳にも伝わっています。
 こうした体験を積み重ねることが大切です。机上の空論では物事は進まないというものです。大体見たことも聞いたこともない言葉を覚えようとするのですからそれくらいしてください。苦手でこれは食べられないという人も最初からそれを苦手としている訳ではないのです。ただ無理はダメです。一心不乱に辞書を引くだけ単語を書くだけで大丈夫です。それから辞書を引いたときにその意味のみで終わるのでなく別の意味もそれとなく見るだけで、こんな意味もあるのかとより深く語句を理解できます。
方法は無限にある。
 言葉は当然話すためにあるのですから話されていくその過程で進化します。例えば朝、「おはようございます。」と挨拶します。でも長年付き合っていくと友人となり「おはよう。」と声をかけます。やがて当たり前のように「やあ、元気かい。」と簡単に呼びかけるようになります。英語ではGood morning.です。このgoodは申し分ないまたは、満足できる程度であるという意味が含まれていてそこから快適な、楽しい、愉快な、幸福なという意味になり、さらにそれが進化して呼びかけや挨拶として用いることになったのです。そう考えると言葉は奥が深いのです。
 それからこれは私なりの考えですが買い物したり、散歩したりして外に出る際には故意にする必要はないのですが周りの看板や掲示板をよく見てください。最近では何ケ国語も話せる人がいるくらいで英語は当たり前の言葉になっています。また外交も盛んで英語や中国語や韓国語くらいは当たり前に街にあります。それらを見てこんな表記もあるんだと学ぶことができます。教科書なんかなくても工夫次第で上達します。
 また友人に英国人、アメリカ人がいる人はうってつけです。会話することで英語に触れる機会が増えます。「私にはそんな人はいない。」と言うならシャドウィングという方法があります。このshadowは訳すと「影」です。そこから「つきまとう」「繰り返す」となりました。そうです。CDやテープを使って英会話を真似するのです。これもまた効果が期待できます。

もうあと一歩。
 そうこうしているうちに自然と語感が身につきます。語感というのはこう表現すればいいのかなという感覚です。そしてそこでつかさず辞書を引いてください。するとその語句の使い方を知ることができます。こうして単語が分かり始めると今度は会話したいとなるのが自然です。ここまで来たらしゃべりましょう。この下地になるのが繰り返し辞書を引いて、単語を書いて、英語を見て、人と話して、発声して、という経験値です。ヒアリングもスピードや会話のリズムを掴む為には必須条件です。
 やがてどんな言い回しも頭に浮かんで自然とストレートな英語が口からついて出るようになります。ここで少しアドバイスです。日本語にはないものが英語にはあります。それはアクセントと強弱です。
 まずアクセントですが例えばPilotは日本語はそのまま平たんにパイロットと発音するのに英語の場合はパイを強く発音します。これがアクセントです。これはもとからそういう語なのでスペルと共に覚えましょう。
 強弱は例えば I became a pilot.「私はパイロットになった。」という文があったとします。日本語はただ平たんに「私はパイロットになった。」と発音しますが英語は強調する部分を意識して発音します。つまりこの文ではパイロットが重要なのでそこを強調します。先ほどアクセントで説明しましたがパイは元々強く発音します。それを踏まえてパイロットという言葉全体も強調します。これが日本語と英語の話すうえでの相違点です。

 更に英語特有の言い方を紹介します。Pass me the salt. さて、Passは「通る」、「通り過ぎる」、「通過する」、「横切る」、「渡る」という意味です。それが手渡す、回すという意味でも用いるようになりました。この「回す」がここでの意味で全体で「塩を取ってくれる。」となります。もうお分かりでしょう。状況は家族で食事をしていて塩をゆで卵にかけたくなったのです。日本では意外と先に手を伸ばす場合が多いかもしれません。でも欧米人はこの台詞を必ず使います。食事中に顔の前に手を出してはいけないという決まりがあるようです。また欧米人は「先ず自分から言わなくてはならない。」という積極的な面が働きます。これは日本人が相手の動向をじっと見て合わせるのとは対照的です。日本人は暗黙の了解という言葉があるように相手の気持ちを汲み取って円満に場を沈めるのが普通です。それは事を荒立てたくないという気持ちがあるからです。
 よく知られているのはYes,Noがはっきりしているのがアメリカ人だというのもあります。でも日本人はとかく遠慮してあまり物事に白黒つけることを嫌います。とかくアメリカ人は自分の意見を提案することが先です。その後で相手の意見を聞きますという姿勢です。黙っていると「何だ意見がないのか。」と誰もが思います。アメリカ人はあからさまで態度が悪い訳ではないのです。逆に日本人は先に相手を立てます。自分から先に行くと「なんて図々しい。」となります。英語には遠まわしの表現が沢山あります。先ずは自分が意見しなくてはならないのでやむなく歪曲な表現で先に出て相手の意見を促すわけです。 

先ずは小さな一歩から!?
 このように「郷に入っては郷に従え」ではないですがその国によって風習や思考はまったく違います。こんな風に英語を通じてその言語を話す人たちの生活を垣間見ることができ、英語と日本語の習慣からくる言葉の違いを知ることでその言語圏の人々の風習に触れるよい機会が生まれます。とにかく継続は力なりです。へこまず、たるまず、落ち込まず一歩でも前に前に学習を継続していかれることを願います。その先に思いもよらぬ奇跡が待ち受けています。

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