有給休暇を取って、せっかくのお休み。
好きな本を読んだり、美味しいものを食べたり、ただただベッドの上でゴロゴロしたり……そんな素敵な時間を過ごすはずだったのに、気づけばスマホを握りしめて仕事のメールをチェックしていませんか?
「今頃、自分の席で仕事が止まってしまっていないかな……」
「チームのみんなに『あの人だけ休んで』って迷惑だと思われていないかな……」
そんな不安が次から次へと頭を駆け巡って、胸がソワソワして、全然休日を楽しめない。
そんな経験、きっとあなたにもありますよね。
これまで、恋愛や仕事、人生のさまざまな悩みに寄り添ってきた心理カウンセラーの「うさぴょん」です。
まず一番にお伝えしたいのは、そんな風に休日にも仕事のことを考えてしまうあなたは、決して「心配性すぎるダメな人」なんかではないということです。
むしろ、人一倍責任感が強くて、周りの人に対して深い思いやりを持っている、本当に優しくて誠実な方なのだと深く感じています。
あなたが休んでいる間、誰かが困らないようにと配慮できるのは、普段からあなたが真剣に仕事や仲間と向き合っている証拠です。
だけどね、その優しさと責任感が、今は少しだけあなた自身の首を絞めてしまっているのかもしれません。
僕自身の意見ですが、休むことに罪悪感を抱いてしまうとき、心は「いつも緊張モード」のまま固まってしまっているのだと思います。
人間関係や仕事の現場では、私たちは無意識のうちに「期待に応えなきゃ」「ちゃんと役割を果たさなきゃ」と、心の筋肉をピンと張り詰めて生きています。
有給を取ったからといって、その張り詰めた筋肉がスイッチ一つで「パッ」と緩むわけではないんですよね。
身体は休日に入っているのに、心だけがまだ職場のデスクに座ったまま、一生懸命パソコンに向かっている状態なんです。
だから、まずは「あぁ、私(僕)の心は、休みの日でもこんなに頑張って会社を守ろうとしてくれているんだな」と、その健気な自分に気づいてあげてください。
「休むって決めたのに、なんでまた仕事のこと考えてるんだろう」なんて、自分を責める必要は一切ありません。
「心配になっちゃうくらい、いつも頑張ってるんだね。教えてくれてありがとうね」って、心の中で自分の肩をポンポンと叩いてあげてほしいのです。
そして、少しだけ視点を変えてみましょう。
あなたが休むことで、もしかしたら職場の人にちょっとした負担がかかることもあるかもしれません。
でもね、それってお互い様だと思いませんか?
他の誰かが休むとき、あなたは「迷惑だな」なんて思わずに、自然とフォローしてあげているはずです。
組織やチームというのは、そうやってお互いに「頼ったり頼られたり」しながら回っていくようにできているものです。
あなたが完璧に席を守り続けることよりも、あなたがしっかり休んで、笑顔で元気に戻ってくることのほうが、職場にとってもずっと嬉しいことなのです。
休むことは、サボることでも逃げることでもありません。
明日からのあなたを、そして大切な周りの人たちを、これからも大切にし続けるための「必要不可欠なメンテナンス」なのです。
もし今日、どうしても仕事のことが頭から離れなくなったら、一度深呼吸をして、温かい飲み物を一口飲んでみてください。
そして、「今日の私の仕事は『全力で休むこと』なんだ」と自分に言い聞かせてあげてくださいね。
あなたが心からリラックスして、自分のためだけの優しい時間を過ごせることを、僕はいつでも応援しています。
あなたが思っている以上に、あなたはもう十分に頑張っていますよ。
だから今日は、安心して心を休めてあげてくださいね。