「せっかくの休日だから、しっかり体を休めて英気を養わなきゃ」
そう思って好きなアニメを見たり、ゆっくりお風呂に入ったり、ベッドでごろごろしたり……。
でも、ふと頭のどこかで「これで明日の仕事もがんばれるぞ」なんて考えていませんか?
何をしても、どこか「明日の仕事のための準備作業」になってしまう。
本当の意味で純粋に遊んだり、心から休んだりできていない気がする。
そんな風に感じて、休日が終わる頃にどっと疲れが出てしまうことってありますよね。
心理カウンセラーの「うさぴょん」です。
これまで多くの方の悩みを聞いてくる中で、同じように「休日の過ごし方」で苦しんでいる方にたくさん出会ってきました。
真面目で責任感が強い人ほど、「休日=次の日のための充電期間」と無意識に捉えてしまいがちです。
休むことすらも仕事のスケジュールの一部のように感じられて、心が休まる暇がなくなってしまうんですよね。
でもね、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
あなたの人生は、仕事をこなすためだけにあるのでしょうか?
もちろん仕事は大切ですし、生活していくためには欠かせないものです。
けれど、仕事のために休日があるのではなく、あなたが心地よく生きるための時間のひとつとして「休日」が存在しています。
「英気を養わなきゃ」と強く思いすぎているとき、あなたの心は「休むこと」を義務として捉えています。
「休まなきゃいけない」「しっかり回復しなければいけない」という「〜しなければならない」という思考が、休日のあなたを縛り付けてしまっているんです。
これでは、まるで休日も仕事のミッションをこなしているような状態ですよね。
それでは心が解き放たれるはずがありません。
本当の休息や遊びって、何の生産性もなくていいものなんです。
「明日の役に立つかどうかもわからないこと」に時間を使うことこそが、心にとって一番のごちそうになります。
例えば、ただぼーっと空を眺める時間。
何の足しにもならないゲームに熱中する時間。
ただただ好きな音楽を聴いて散歩する時間。
誰かに「それをして何になるの?」と聞かれたら、「別に何にもならないよ」と笑顔で答えられるようなこと。
それこそが、あなたの心を自由にしてくれる純粋な時間です。
「明日の仕事のために過ごす休日」ではなく、「今、この瞬間を楽しむための休日」に少しずつシフトしていきましょう。
もし頭の中に「明日の仕事」がチラついたら、「あ、また仕事のことを考えてたな」と優しく受け止めてあげてください。
そして、「今は仕事の時間じゃないから、脇に置いておこうね」と心の中で声をかけてあげましょう。
休日に何もしなかったとしても、自分を責める必要はまったくありません。
「今日は一日中ゴロゴロして終わっちゃったな」と思ったら、「それだけ体が休みを求めていたんだな」と肯定してあげてほしいのです。
あなたがただそこにいて、心穏やかに過ごせること以上に大切な休日 objective(目的)なんてありません。
少しずつで大丈夫です。
「仕事のための自分」から「自分のための自分」へ、休日の主導権を取り戻していきましょうね。
あなたが心からリラックスして、自分自身を甘やかせる休日が増えていくことを心から願っています。