「うん」のテンポが早くなると焦ってしまうあなたへ。繊細さん(HSPさん)が相槌の速さに隠されたサインを察知して、自らお話を終わらせてしまう理由。

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大好きなあの人と、今日あったことや楽しかった出来事を楽しくおしゃべりしている時間。

「聞いて聞いて、それでね」と、一生懸命に言葉を紡いでいる最中、あなたの優秀すぎるセンサーが、相手の小さな変化をピピッと捉えてしまうことはありませんか?

それは、相手が「うん、うん」と相槌を打つときの、ほんのわずかな「首の縦振りの速さ」。

他の人なら絶対に気がつかないような、ミリ単位のテンポの変化。

その首を振るリズムが、ほんの少しだけトントントンと早くなった瞬間に、あなたの心の中に冷たい風がサッと吹き抜けてしまいます。

「あ、私の話に飽きちゃっているんだな」「早くこの話を終わらせてほしいんだな」

そうやって瞬時に判断を下し、頭の中が一気に焦りでいっぱいになってしまうんですよね。

本当はまだ一番話したいオチに達していないし、これからエピソードが盛り上がるところだったのに、これ以上相手の時間を奪ってはいけない、不快にさせてはいけないと、心がブレーキをかけてしまう。

だから、まだ途中だったお話を急にギュッと短く端折って、「あ、それで結局ね、面白かったんだ!」なんて無理やり笑顔でまとめて、自らトークを強制終了させてしまう。

そうやって不自然にお話を終わらせたあと、お部屋で一人になったときに、どっと押し寄せてくるのは言葉にできない寂しさと反省会です。

どうして私はあんなにつまらない話をダラダラしちゃったんだろう、相手に無理をさせてしまったなと、自分のコミュニケーションの不器用さに激しくヘコんでしまっていませんか?

心理カウンセラーとして、僕はその胸がキュッと締め付けられるような健気な配慮を、そのまま優しく包み込んであげたい気持ちでいっぱいです。

繊細な気質を持っている方は、目の前の人の表情、視線の動き、そして相槌のテンポといった、目に見えない非言語のメッセージを驚くほどの高精度でキャッチする素晴らしいアンテナを持っています。

あなたが相手の首の振りの速さに気づいたのは、決して被害妄想なんかではなく、それだけ相手のコンディションや感情の波を、自分のことのように繊細に思いやっているからなんですよね。

相手を退屈させたくない、自分といる時間をずっと心地よく感じていてほしい。

そんな、どこまでも相手を最優先にする優しさと一途な愛情が強すぎるからこそ、オチの手前でお話を引っ込めてしまうという、究極の優しさを体が勝手に選択してしまうのです。

自分の話したい欲求よりも、相手の心地よさを守ろうとするあなたの姿は、本当に健気で、どこまでも誠実な心の持ち主である証拠ですよ。

でもね、心理カウンセラーとして、僕はあなたに「そこまで深読みして、自分のお話を引っ込めなくて大丈夫だよ」とお伝えしたいです。

あなたが「飽きちゃったのかな」と不安になったあの首の縦振りのテンポ、実は相手は全くそんなネガティブな意味で動かしていないことがほとんどなんですよ。

世の中には、あなたの話が面白くて「あぁ、なるほど!それでそれで?」と心が前のめりになって、無意識に相槌のリズムが早くなってしまうタイプの人がたくさんいます。

あるいは、ただ単にその日お仕事で疲れていて、脳の反応が少しだけせわしなくなっているだけのこともあるんですよね。

あなたが一人で「早く終わらせなきゃ」と心理戦を繰り広げているとき、相手はただ、大好きなあなたの声を心地よく聞き流していたり、もっと続きを聞きたいなとワクワクしていたりするんです。

だから、途中で話を端折って無理に終わらせてしまうのは、本当にもったいないことなんですよ。

心理カウンセラーとして、僕はあなたに、今回はその溢れるアンテナの声を少しだけ横に置いて、最後まであなたの大切なお話を咲かせてあげてほしいなと思います。

今度、もしまた相槌のテンポが早くなってドキッとしたら、お話を消滅させるのではなく、「あ、ちょっと話しすぎちゃったかな?退屈してない?」って、素直に可愛らしく聞いてみてください。

「ううん、全然!続きは?」なんて、相手の優しい笑顔が返ってきて、あなたの不安はすっと消えていくはずですよ。

完璧に面白いトークを披露しようとしなくて大丈夫。

あの人は、お話の中身以上に、一生懸命に自分のために喋ってくれている、そのそのままのあなたの姿を愛おしく見つめているのですから。

今夜は、相手を思いやりすぎて疲れちゃった自分の心をたくさんよしよしして、ゆっくりと温かくして休んでくださいね。


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