こんにちは、みなさん!
今日はちょっとユニークでタイムリーな話題を、ブランディングとマーケティングの視点から見ていきましょう。
テーマは、「原宿を“涼しく”することでブランドを育てた話」です。
さて、みなさんに質問です。
“原宿って、どんなイメージがありますか?”
ファッションの聖地?若者の街?流行発信地?
そうですよね。でも、真夏になると…ただの「灼熱地獄」になっちゃう(笑)
◆街全体が“マイナス3℃”に挑戦⁉
実は今日から、官民連携で“原宿を涼しくしよう”というプロジェクトが始まりました。
その名も「原宿 -3℃プロジェクト」。渋谷区・商店街・企業が一緒になって、
街のあちこちで暑さ対策を仕掛けているんです。
具体的には――
屋上でかき氷や冷たいドリンクを提供
商店街で冷感タオルや汗拭きシートを無料配布
日焼け止めや扇子のサンプルも配る
つまり、街全体を「体験型ショールーム」にしちゃったってこと。
◆“売る”前に、“役立つ”を届けるブランディング
仕掛け人は、日用品大手の花王(ビオレ)。
自社商品をPRするだけじゃなく、中学校で出前授業まで行っています。
「汗を拭くって大事だよ」
「このタオルは-3℃が1時間続くよ」
という実感を、子どもたちに教育の形で届けているんです。
これ、まさに「商品を売る前に、価値を届けるブランディング」の教科書的な戦略です。
◆“暑い”を味方にしたマーケティング
ビオレの冷感タオル、なんと今年の売上が2.5倍になったそうです。
普通なら「暑さ=不快」で終わるところを、
花王は**「暑いからこそ、必要だよね?」という“理由”を作った**んです。
しかもそれを、イベントで街全体に仕掛け、SNSや口コミで波及させる。
これが今のマーケティングの理想型です。
◆ブランドは“場所”と結びつく時代に
注目したいのは、「ビオレ=原宿」のイメージが作られてること。
つまり、ブランドと“場所”をセットでブランディングしているという点。
今後、ファッションブランドも「服」だけじゃなく、
場所・体験・気候・ライフスタイルとセットで発信していく必要があります。
たとえば「海辺の街とリゾート服」みたいな関係性ですね。
◆最後にみなさんへ質問!
Q:みなさんが好きなブランドで、“場所”と結びついているものってありますか?
たとえば、BEAMSは代官山、スノーピークは新潟とか、思い浮かびますよね?
そういう“地元性”と“体験性”を組み合わせると、ブランドは一気に強くなるんです。
【まとめ】
原宿を「-3℃」にするプロジェクトが始動
花王が自治体・街・学校と連携し体験を設計
教育・商品・場所の結びつきがブランディング効果に
「暑さ対策=価値提案」で売上も2.5倍
ブランドは体験と場所を通じて“記憶に残す”時代へ