自分に厳しい人
自分を許す前に、「自分に対して厳しい」とはどういうことか確認しましょう。
「自分に対して厳しい」とは、自分自身に対するダメ出しが多い人です。
例えば、あの時、嫌と言えなかった自分は、弱い。
やりたいことがあるのに努力が足りなかった自分は、嫌い。
そんな思いを抱いきやすい人は、自分に厳しい人です。
これはストイックと違います。
ストイックな人は、自分ではなく自分の行動にフォーカスします。
また、その視点はいつも未来の目標が基準です。
例えば、来月の売り上げを10%上げたいから、読書量をもっと増やさなきゃ(今の努力が不十分であるとの認識はありますが、自分を責めていません)。
あの時、嫌と言えなかったのは自分が弱かったからだ、今度同じ機会があったら絶対に言い返してやる。
(言い返せなかった自分を認識していても、それで自分自身を責めてはいません)
「自分に厳しくすべき」と思い込んでいる人が多いように思いますが、自分に厳しくすることとストイックに生きることを混同してしまっていたりします。
自分に厳しくを辞めるためには
自分に厳しくを辞めるためには、「自分を許す」のが大事と言われます。
ただ、私にはその意味が分かりませんでした。
具体的にどうすればいいのか、カナダのヒーラー「レイチェル」に言われたのは、
「自分を許すということは、自分を信頼するということよ」
でした。
具体的には、直感的にした自分の決断や行動を信頼するということです。
どんな結果になろうとも正解や間違いはありません。
結果は結果として分析する必要があるかもしれませんが、それと自分とは別ものです。
大事にすべきことは、自分自身を否定せず信頼すること。
自然と自分を許すという境地に入っていけると思います。