ご先祖様にお願い事をしてもいいのでしょうか?―お盆の終わりに考える『供養と祈願』

ご先祖様にお願い事をしてもいいのでしょうか?―お盆の終わりに考える『供養と祈願』

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お盆も終わりを迎えます。

8月16日は、多くの地域でご先祖様をお送りする日とされています。

この時期、ご先祖様に手を合わせながら、

「家族みんなが健康でありますように」

「仕事がうまくいきますように」

「良いご縁がありますように」

と、お願い事をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、

「ご先祖様にお願い事をしてもいいのでしょうか?」

私は、お願い事をしてはいけないとまで考える必要はないと思います。

ただ、先祖供養と祈願は、少し分けて考えると分かりやすいと思います。

ご先祖様には、

「いつもありがとうございます」

「命をつないでくださって、ありがとうございます」

と、まず感謝の気持ちをお伝えする。

そして、自分自身の願いについては、仏様の御前で祈る。

私は、このような向き合い方を大切にしています。

お盆になると改めて感じますが、

私たちは誰一人、自分だけの力でこの世に生まれてきたわけではありません。

父母がいて、

祖父母がいて、

さらにその先にも多くのご先祖様がおられます。

一人でも欠けていれば、今の自分は存在していません。

そう考えると、

「今、生きている」

ということ自体が、とても有り難いことなのだと思います。

しかし、生きていれば悩みもあります。

お金のこと。

仕事のこと。

健康のこと。

家族のこと。

人間関係のこと。

将来への不安。

「感謝しなければ」

と頭では分かっていても、苦しい時には感謝する余裕さえなくなることがあります。

そのような時、

私は無理に明るく考える必要はないと思っています。

苦しいのであれば、

「苦しいです」

不安なのであれば、

「不安です」

そして、

「どうか良き方向へお導きください」

と、そのままのお気持ちを仏様にお伝えすればよいのです。

祈願というと、

「大きな願いがある人がお願いするもの」

と思われるかもしれません。

しかし、願いに大小はありません。

「家族が今日も無事に帰ってきますように」

「仕事を続けられますように」

「少しでも生活が楽になりますように」

「心穏やかに過ごせますように」

それも立派な願いです。

私は祈願を、願いを何でも叶える魔法だとは考えていません。

仏様とのご縁をいただき、

自分の願いを見つめ、

心を整え、

また一歩歩き始める。

その大切なきっかけの一つだと考えています。

祈る。

感謝する。

そして、一歩動く。

お盆が終わっても、ご先祖様への感謝が終わるわけではありません。

今日いただいている命を大切に生きること。

そして、自分だけでなく、家族や周りの人も幸せになれるよう歩んでいくこと。

それも、ご先祖様への一つの恩返しではないでしょうか。

もし今、

誰にも言えずに抱えている願いがある。

何をしても状況が変わらず、心が疲れている。

家族のことで心配している。

人生をもう一度、良い方向へ動かしたい。

そのようなお気持ちがございましたら、一人で抱え込まず、その願いを御宝前にお預けください。

皆様の願いが良き方向へ開かれますよう、一座一座、心を込めてお祈り申し上げます。

合掌🙏


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📿 純聖寺高槻布教所では、真言密教の法要に則り、お一人おひとりの願いに合わせてご祈願を厳修しております。

金運上昇・厄除け・家庭円満・身体健全・商売繁盛・良縁成就・心願成就など、さまざまな願いを承っております。

ご本人様の願いはもちろん、ご家族や大切な方を思ってのご祈願も承ります。

遠方の方には、遠隔でのご祈願もございます。

「自分の悩みには、どの祈願がよいのだろう」

「こんなお願いでも大丈夫だろうか」

という場合も、どうぞお気軽にご相談ください。

願いの大小によって、祈願に込める心を変えることはございません。

ご縁をいただいたお一人おひとりのお名前と願いを御宝前にお届けし、心を込めてお勤めいたします。

合掌🙏
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