ーー 幸せって なんだろう ーー
『結局、自分の幸せって何なんでしょうね?』
毒親サバイバーは
子供の自分と、親から離れて自立した自分と
どの自分を満たすべきか迷子になる。
親に褒められなかった自分
親に褒められたかった自分
親を安心させたかった自分
親を安心させられなかった自分
どんなに努力しても
満たされなかった子供の自分。
ーー そんなダメ人間が
幸せになっていいのでしょうか? ーー
毒親サバイバーは
親を満たせなかった自分を
いつまでも罰してしまう。
親はそういう人だった
親にも事情があった。
大人になって
『自分の親はそういう人だった』と気が付いても
割り切って前に進むことが難しい。
その子供の心の内を見透かすかのように
毒親は子供にすがる。
毒親は、決して自分が間違えているとは思っていない。
常に周りを変えようと
あの手この手で周囲の人間をコントロールする。
子供が気に入らないと
泣く
怒る
責める
しかし時には優しくなる。
その度に子供は思う。
『自分が悪いのだろうか』
『ちゃんとしなきゃ』
『もっと頑張ろう』
その繰り返しが
自立して生きようとする子供を削っていく。
どんなに努力をしても
ただ只管精神を削られる。
大人になると、時間とお金も削られる。
『これでよい』『ここまですればOK』というものはない。
毒親の欲望に、限りはない。
もし自分の親が毒親だと気が付いて
自分の時間も、お金も、気力も、体力も
ゴリゴリと削られ消耗しているのなら
もう親から離れていい。
親には親の人生があるように
子供には子供の人生がある。
力の限り寄り添って、それでも苦しいのなら
それは互いのためにならない。
お互いが毒で蝕まれてしまう。
親が変わらないのであれば
子供が変わるしかない。
親を満たせなかった子供は
いつまでも自分に幸せになる許可を出せずにいる。
けれど本当は
子供は親を幸せにするために生まれてきたわけではない。
親には親の人生がある。
子供には子供の人生がある。
私は『私の人生』を生きる。
親も、子供も
それぞれ『私の人生』を生きる。
その先にあるものを
幸せと呼ぶのかもしれない。