紙の本とは違う|電子書籍で失敗しないデザインの基本
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デザイン・イラスト
Kindle表紙を自作したときに
「なんとなく本っぽく作ったのに弱い」
「紙の本みたいにしたのにしっくりこない」
そう感じたことはないでしょうか。
実際にご相談いただく中でも
紙の本をイメージして作った結果
Kindleでは弱くなってしまっているケースはとても多いです。
理由はシンプルで
紙の本と電子書籍では見られ方がまったく違うからです。
電子書籍は「一覧で選ばれる」
紙の本は、手に取って見てもらえます。
サイズ感もわかり
ある程度じっくり見てもらえます。
一方でKindleは
一覧画面で並んだ中から選ばれます。
しかも表示サイズはかなり小さいです。
その中で読者は
「読むかどうか」を一瞬で判断しています。
この前提が紙の本と大きく違うポイントです。
紙の本の感覚で作ると起きるズレ
ここを理解せずに作るといくつかのズレが起きます。
①情報を入れすぎてしまう
紙の本では、帯や装飾なども含めて
多くの情報を伝えることができます。
その感覚のまま作ると
文字が多くなり、小さくなり
結果として読めなくなります。
②デザインを作り込みすぎる
細かい装飾や背景にこだわっても
Kindleではほとんど見えません。
作り込んだ部分ほど
縮小されたときに消えてしまいます。
③タイトルが弱くなる
全体のバランスを意識するあまり
タイトルを控えめにしてしまうケースが多くあります。
これが一番もったいないポイントです。
電子書籍で必要な考え方
Kindle表紙は
「縮小される前提」で設計する必要があります。
そのために重要なのは
・一瞬で読めるタイトル
・情報を絞ること
・シンプルな構成
この3つです。
見た目を整える前に
まず「伝わる状態」を作ることが優先になります。
実際の整え方
まずタイトルはしっかり大きく配置します。
小さくしても読めるかどうかが基準になります。
次に、情報は必要最低限に絞ります。
表紙で説明しようとせず
興味を持たせることに集中します。
配色やフォントもシンプルにまとめます。
色は絞りフォントも増やしすぎないことで
縮小しても崩れにくくなります。
よくある勘違い
電子書籍でありがちな勘違いもあります。
・おしゃれにすれば売れる
・デザインを作り込めばいい
・テンプレを使えば大丈夫
どれも一部は正しいですがそれだけでは足りません。
重要なのは
「小さく表示されたときにどう見えるか」です。
ここを基準にすると
必要な要素と不要な要素が見えてきます。
自作で難しいポイント
ここまで理解しても
・どこまで削ればいいか
・どのサイズが適切か
・バランスの取り方
このあたりで迷う方が多いです。
特に多いのが
「整えたつもりなのに弱い」という状態です。
これは紙の本の感覚が残っていることが原因の一つです。
Kindle表紙デザイン制作について
現在、Kindle表紙デザインの制作や改善を行っています。
電子書籍に合わせた形で、
・タイトルの見せ方
・情報の整理
・全体の構成
を調整しています。
紙の本のように見せるのではなく
Kindleで選ばれる形に整えることを重視しています。
こんな方はご相談ください
これから出版予定の方
今の表紙に違和感がある方
自作で限界を感じている方
最後に
電子書籍は見せ方がまったく違います。
紙の本の感覚で作ると
どうしてもズレが出てしまいます。
この違いを理解するだけで
表紙の作り方は大きく変わります。
「この表紙で大丈夫か見てほしい」
という場合も対応していますのでお気軽にご相談ください。
<ライトプラン>
まずは1案しっかり作りたい方向け
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2案提案でそのまま納品します(ABテスト可能)
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表紙+内容設計までこだわりたい方に