ワイ「老害という言葉が流行って久しい。」
助手「流行りじゃないけどね。そう感じることは多いよね。」
ワイ「なぜ老害が起こるのか?」
助手「年取ると頭が固くなったりするからじゃない?」
ワイ「老害ベスト3を挙げるなら、『① キレる ② 聞かない ③ 押し付ける』あたりでしょうか。」
助手「手がつけられないよね。」
ワイ「脳の衰えは前頭葉から始まると言われています。」
助手「そうだったんだ。」
ワイ「前頭葉が影響する範囲は思考力・判断力・集中力・気分と幅広いのです。」
助手「衰えたらどうなっていくの?」
ワイ「まず、時間や場所の感覚が曖昧になったり、集中力が持続しなくなったり、すぐバレる嘘をつきます。」
助手「じゃあアナタも老害の仲間入りね。」
ワイ「その他に、非常識な行動を取る・欲求を我慢できないなどがあります。」
助手「ここまで全部当てはまってるよね?」
ワイ「しかし老害とは”老いた人ばかり”とは限らないのではないでしょうか。」
助手「どういうこと?」
ワイ「年齢が若くても同じような行動を取る人もいますからね。」
助手「確かに。」
ワイ「さも老人だけが陥る状態のように表現されますが、必ずしもそうではないと思います。」
助手「老害って言葉で一括りにされると印象ついちゃうからね。」
ワイ「『あんなジジイになりたくねぇ』とボヤいている人が、実はすでに同じ状態になっていることもあり得ます。」
助手「そう考えると怖いね。」
ワイ「もともと前頭葉が弱い人もいるでしょうし、もちろん加齢によって華麗に衰えていくこともあります。」
助手「避けられないってこと?」
ワイ「トレーニングでなんとかなるんじゃないですか?」
助手「脳トレ?」
ワイ「やはり、”他者から見て自分はどうか?”という視点を持ち続けることが大切かと。」
助手「アナタにも言えるね。」
ワイ「客観性を保てれば老害を避けられるかもしれません。」
助手「まぁやってみる価値はありそうね。」
ワイ「歳を重ねてもなお素晴らしい人がいます。」
助手「誰よ?」
ワイ「稲葉さんが体現してくれています。常に真摯で柔軟でストイック。学びを止めない。」
助手「アナタが推してるだけでしょ。」
ワイ「このような歳の重ね方をしたい。そう思える人はそうそういません。」
助手「もう58歳だよね。確かにカッコいいよね。」
ワイ「老いてもなおナイスガイです。まさにRow-Guy。」
助手「カッコよく言ったみたいだけどファンの皆さんに殺されるよ。」
ワイ「これは私から稲葉さんへの最大の賛辞です。」
助手「大惨事になりそう。」