日曜日の夕暮れ、一週間分のスケジュール帳を何気なく見返していました。
そこにはびっしりと並んだタスクの文字。
すべてを完璧にこなせたわけではないけれど、それなりに慌ただしい日々を通り抜けてきたはずなのに、なぜか私の心は「もっとできたのではないか」と、満たされない小さな焦りを抱えていました。
真面目に生きようとする人ほど、自分の引き出しにあるものよりも、まだ手に入れていないものばかりを数えてしまう傾向があります。
四柱推命の命式を読み解くときにも、これとよく似た景色に出会います。
生まれ持った素晴らしい星(才能や魅力)をいくつも携えているのに、当の本人が「私には何もありません」と、一番その豊かさに気づいていないのです。
自分の輪郭を、知らず知らずのうちに小さく見積もってしまう。
それは、内に秘めたエネルギー(命の灯火)を、自分で少しずつ曇らせてしまうようなものです。
東洋思想では、自己を過剰に評価することも、過小に評価することも、どちらも「バランス(中庸)」から外れた状態と捉えます。
自分を厳しく見積もりすぎているときは、心の中に冷たい「水」の気が増えすぎて、本来のあたたかな「火」のエネルギーが縮こまっているのかもしれません。
もし今、自分の不完全さにばかり目が向いてしまうなら、今日は少しだけ自分への視線を緩めてみませんか。
「今週も、この身体でよく生ききった」と、ただその事実を受け入れて、心の中に温かい風を送り込んであげる。
あなたが思っている以上に、あなたの器はすでに多くの魅力で満たされています。
今夜は、自分で決めた厳しい枠組みをそっと外して、ただ心地よい呼吸に身を委ねてみてください。