新しい一週間が始まりました。月曜日の朝というのは、どうしてこうも心がソワソワと波立ちやすいのでしょう。あれもこれもしなければ、と頭の中でタスクが膨らみ、始まる前から少しだけ息が浅くなっている自分に気づくことがあります。
そんな日は、無理に「今週も頑張ろう」と心を奮い立たせる必要はありません。感情のスイッチをそっとオフにして、淡々と目の前のことだけをこなしていく。まるで精密な機械になったかのように動く「ロボットモード」で過ごしてみるのが、実はとても心地よいです。
お湯を沸かす、メールを返す、机を拭く。そこに意味や感情を乗せず、ただ順番に動作だけを重ねていく。
東洋思想では、万物は常に「陰」と「陽」のバランスで行き来していると考えます。心がソワソワと落ち着かないときは、エネルギーが頭に上り、外へと向かいすぎている「陽」の過剰な状態かもしれません。そんなときに無理にポジティブな行動を重ねると、ますますバランスが崩れてしまいます。
あえて感情を排して淡々と動くことは、内側に静かな「陰」を補い、巡りを平坦に整える知恵でもあります。激しい流れを一度凪(なぎ)に戻すような、そんな時間です。
気がつけば夕方になり、思いのほかやるべきことが片付いて、心の中がすっきりと澄んでいることに驚くかもしれません。
もし今朝、あなたが理由のない焦りや重さを感じていたなら、それは心が「今は少し、省エネでいきましょう」と教えてくれているサイン。
大きくエネルギーを動かさなくても、ただそこにいて、淡々と時を過ごすだけで十分です。今週はそんな静かなスタートがあっても、いいのかもしれませんね。