(※この記事は2024年6月に投稿した内容を一部加筆・再掲載しています)
ココナラを使っていると、少し戸惑うのが「正式な納品」という機能。
初めて見たとき、「これって、どのタイミングで押せばいいの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
私自身も最初はそうでした。
“納品”という言葉の印象から、「このボタンを押すとデータを添付して商品を渡す」というイメージを持っていたのです。
でも実際には、「正式な納品」は購入者と出品者の“合意を確認するための機能”といったほうが近いもの。
この仕組みを理解してから、私は「正式な納品」を押すタイミングを少し工夫するようになりました。
私の納品の流れ
デザインのお仕事では、最終データをお渡しする前に何度か修正を行います。
やり取りの中で少しずつ形を整え、最終的に「このデザインでOKですね」と双方が納得したタイミングで「正式な納品」を行うようにしています。
具体的にはこんな流れです。
1️⃣ 納品データを添付して「ご確認をお願いします」と送る
2️⃣ お客様から「問題ありません」とお返事をいただく
3️⃣ その後に「正式な納品」を送信
4️⃣ お客様が「承諾」を選ぶと、24時間後にトークルームが自動的に閉じる
このように、最終確認 → 合意 → 正式な納品 という順序を守ることで、
お互いに「納得して取引を終えられる」流れができます。
「正式な納品」にデータを添付しない理由
私のサービスでは、最終データはすでに確認済みのものとまったく同じ内容なので、
「正式な納品」時にはデータを再度添付しません。
このとき、納品データと一緒に簡単なアンケートをお願いするようにしています。
「サービスのやりとりはどうだったか」「改善点はあるか」など、ほんの一言でも構いません。
ただ、このアンケートを送るタイミングがとても大事なんです。
アンケートをお願いするベストタイミング
「正式な納品」を送ったあとだと、お客様は「承諾」ボタンを押すだけで取引が完了してしまうため、
アンケートがスルーされやすくなります。
そこで私は、「正式な納品」を送る一つ手前の段階でアンケートを添えるようにしています。
たとえば、
「では添付物が納品物になりますので、最終確認をお願いします。問題なければお返事をいただけますでしょうか。その後、正式な納品をさせていただきます。
差し支えなければ、下記アンケートにもご協力ください。」
このように送ることで、
もしお客様が答えたいと思ってくださった場合は、確認のお返事と一緒に書いてくださいます。
また、答えなかったとしても次に「正式な納品」が控えているため、気まずさもありません。
無理のない自然な流れで、お客様の声を聞くチャンスが生まれるのです。
「正式な納品」が生む、もうひとつの価値
このように「正式な納品」という仕組みを上手に使うことで、
単に取引を終えるだけでなく、
お互いが気持ちよくやり取りを終えるための“確認のひと呼吸”が生まれます。
私にとって、このタイミングはお客様との最後の会話でもあります。
「納品」とは、データの受け渡しだけではなく、
“ありがとう”の気持ちを伝える小さなセレモニーでもあるのです。
ココナラの機能を少し工夫して使うだけで、
取引がスムーズになるだけでなく、信頼関係がぐっと深まります。
そんな気持ちを大切に、これからも丁寧にやり取りしていきたいと思っています。