こんにちは、朔夜です。
私は普段、霊力鑑定や守護霊鑑定を通して、恋愛・仕事・人間関係、そして人生で繰り返されるテーマについてお伝えしています。
映画を見終わって喫茶店に入る。「あの終わり方、好きだった」と言ったら、友人は「あそこが一番引っかかった」と答える。仲の良い人だから、きっと似たところで笑って、似たところで心が動いたと思っていた。思いがけず違う感想が返ってくると、言葉が一拍遅れることがあります。
少し気まずくなって、相手に合わせて「確かに、私も微妙だったかも」と言ってしまう日もあるでしょう。逆に、なぜ良かったのかを急いで説明して、気づけば感想を分け合うはずの時間が、どちらが正しいかの話になってしまうこともあります。映画や食べ物、休日の過ごし方など、お互いの答えをそろえる必要がない話なら、違いを残して帰ってもいいのです。
① 何が違ったのか、場面を聞いてみる
「終わり方が引っかかった」と聞いて、作品全部を否定されたように感じるかもしれません。でも友人は、最後の台詞が急に聞こえたことだけを言っているのかもしれない。「どの場面が気になった?」と聞いてみると、違いの大きさがわかります。自分も好きだった別の場面の話になり、二人が見ていたところに重なりが見つかることもあります。
ここで使う問いは、「どうしてあれが嫌なの?」より、「どのあたりでそう思った?」のように、相手が見ていた場面を尋ねる形にできます。相手の理由を聞くことは、自分の意見を引っ込めることではありません。一度聞いたうえで「私はあの沈黙が好きだったんだ」と言えると、違うままでも会話が続きます。
② 自分の理由は、自分の場面として話す
たとえば、旅先では予定をあまり決めないほうが好きな人と、午前中だけでも行き先を決めたい人が話しています。「予定を決めるとつまらない」と言うと、相手の楽しみ方まで評価したように聞こえることがあります。「私は気になった店にふらっと入るのが楽しくて、予定を空けておくことが多い」と話せば、どんな時間が好きなのかが伝わります。
相手の「先に決めたい」にも、行きたい場所を逃したくない、当日ゆっくり話すために調べておきたい、など違う理由があります。理由まで聞いて、二人で旅をするなら「午前は行きたい店を一つ決め、午後はその場で考える」といった案も出せます。ただの好みの話なら、折り合いをつける案すらいりません。「私は行き当たりばったり派なんだよね」とお互いに笑って、その話を終えられます。
③ 話を続けるか、区切るかは選べる
自分の好きなものを軽く扱われたように感じた時は、好みの違いの話と、言い方が気になったことを分けて考えます。「感想が違うのはいいけど、好きな人のことまで言われると話しづらい」と短く伝える方法があります。その場で言葉が出なければ、「この話はここまでにしよう」と席の話題を変えるだけでも構いません。
どんな違いも丁寧に聞き合わなければならないわけではありません。人が多い場で、二人だけのやり取りになっている時や、相手もこちらも疲れている時には、話を置いておいたほうがよいことがあります。一方、旅行の日時など一緒に決める必要があることなら、感想の話をいったん終えて「決める必要があるのは出発時間だけだね」と、二人に関わる部分へ戻せます。
次の会話で使える三つの言い方
・理由が気になったら、「どのあたりで、そう感じた?」と場面を尋ねる。
・自分の好みを言うなら、「私は、あの場面の静けさが好きだった」と自分の感想として話す。
・決める必要がない話なら、「そこは感じ方が違うね」と一度区切り、別の話をしてもいい。
話し終えたあとに「少し合わせすぎたな」と思うこともあります。気になるなら、次に会った時に「この前の映画、帰ってからあの場面をもう一度思い出したんだ」と、自分の感想を一つ足せます。前のやり取りを全部やり直す必要はありません。逆に、もう話したくなければ、自分の感想を心に持って帰るだけで十分です。
ご縁の中に、違いを置ける場所を作る
スピリチュアルな視点の一つとして、ご縁を「同じ感覚を持つこと」より、「それぞれの感覚を持ったまま会えること」と考えてみることがあります。たとえば、相手と違う感想を言った時に「そこを見てたんだね」と返ってくる。その一言で、自分が何を好きだったかを前よりはっきり言葉にできる日があります。
うまく噛み合わない日は、気が合わなくなった証拠だと急いで決めなくてもいいと思います。どの話題なら自然に話せるか、どんな言い方なら互いに聞きやすいか、会うたびに少しずつ知っていけます。関係を大事にするために、話題によっては距離を取ることもできます。
喫茶店を出る時、「あの場面、私はやっぱり好きだったな」と思う自分も、引っかかったと言った友人も、同じ映画を一緒に見た二人です。答えをそろえられなくても、その日の会話の続きに、次に一緒に見たい作品の話が出るかもしれません。
追伸 人と違うことを言う場面で、いつも同じように言葉を引っ込めてしまうと気づいたら、冒頭の霊力鑑定や守護霊鑑定も、ご自身の関わり方を見つめる一つの機会としてご覧ください。
#友人 #人間関係 #会話