こんばんは、みなと です。
人の五感、
視覚、聴覚、味覚、触覚、そして嗅覚
どれもクセモノではあるんですが、
「この香り、知ってる」
そう思った瞬間に
その時の、季節、温度、音、会話、
景色まで戻ってきたことはありませんか。
想い出からの刺客、「香り」が連れてくる物語。
制服
ほこりっぽい校舎の階段
夕方の部室
自転車で走った道
香りって、不思議で
写真よりも鮮明に
記憶が立ち上がることがあります。
昨日、
ある香水を試しました。
その瞬間、
「いい香り!」とともに
もう会えない誰かが、
もういない、あの頃の自分が、
一瞬だけそこに戻ってきました
資生堂の「シャワーコロン」
あー知ってる、あったあった!と思ってくださった方は同世代?
お風呂上りにバシャバシャつけるタイプの「香水」というより…
「習慣」 生活の一部?
私は、緑のボトル「フレーシュ」に憧れてました
でもなんか無理っぽくて、「フレッシュライム」を使って
…そこから、
好きなひとが出来た私はすこしでも女の子らしく見せたくて
ガラにもなく「シャボンの風」など……笑
や、あの頃は真剣でした。
お小遣いで買うには、シャワーコロンは決して気軽なものではなかったから。
「資生堂」の香りは懐かしい
口に出すのも恥ずかしいけど私の「青春の香り」
お小遣いを持って、自転車に乗って、
家では母が夕飯を作ってくれている時間に
「本屋さんに行ってくるね」
そう言って出かけた
近所のスーパーの2階
化粧品のコーナーで買った、シャワーコロン
新品は蓋も固くて、それすら嬉しかったこと、思い出す
…実は最近
「あれ、匂いがわからん」
とか、思う場面が出てきました
鼻が利かなくなってきてる
歳・・・
実感として感じます。
それでも、
たまに、香りが昔の自分を、友達を、笑いあった時間を、
連れて戻ってきてくれる、ことがあります
なんとも懐かしくて、寂しくて、でもやさしい気持ちになります
いつか、
香りで何かを思い出すこともなくなっていくのかもしれません
あの夏の暑さも
制服の匂いも
「いいにおい」と言ってくれた、あの声も
でも、あれは私の人生で確かにあったこと
人は、目や耳だけじゃなく、
香りでも人生を覚えているんだなーと思います
歳をとるのも
「悪くない」
と思う
今はフレーシュに「似た香り」と言われるトワレを「寝香水」にしています
香水は、おしゃれのため
だけではない、なんというか「なにか」。
香りは、自分の人生をしまっておく小さな引き出し。
あなたにも、きっとある「引き出し」、です。 きっと。