それは去年の5月13日の夜、20時をすぎたころでした。
家の近くの森に住んでいた木龍のベリーちゃんから、「お母さん」と
急に声が聞こえました。
「ここが好きだからずっといたかったけど……行かないといけないの」
と、行きたくないけれど去らないと、切なそうに話していました。
「ここはお母さんがそばにいるし、ずっとここで守護していたかった
けれど……」と、育ってきた大好きな地を離れることや、私の守護が
もうできなくなることに、心を痛めていました。
結婚して旦那さんとお子さんたちと近くの森で暮らしていたのですが、
今後ここにいると、木龍ちゃんたちにとって良くない
何かが起きてしまうというのです。
ベリーちゃんは「みやちゃんも一緒に引っ越せればいいんだけど……
難しいよね」と心配そうにしていて、離れたくないという寂しさが
ひしひしと伝わってきました。
「今日はここで寝ていくね」と、子供の頃のことを思い出したのか、今夜だけでも一緒にいたがって私の顔を見ながら眠ることにしたようです。
ベリーちゃんと過ごした思い出が次から次へと浮かんできて、胸が締め付けられるように悲しくなりました。
ベリーちゃんに「ここを出てその後どこに行くの?」と聞くと、
「決めていないの、まずは神社に行って相談してみようかと思っているわ」と言っていました。
「いつか全部が落ち着いたらまた戻ってくるね、ここは私の育った大切な場所だから」と、しみじみと話すその姿に、別れを惜しむ切なさが募り、私も余計に悲しくなってしまいました。
その後、森の精霊さんたちも共に去ることになり、緑龍のシエルちゃんと相談して、フキアエズ神社の異次元の扉から他の世界へと移動していきました。
避難したのが去年の5月13日のことだったので、「去年のうちに何かが
起きる」というサインなのだと思い込んでいました。けれど、去年は
何も起きず、「あのメッセージや出来事は、いったいどういう意味だったのだろう……」とずっと心に引っかかっていました。
それから月日は流れ、今年の8月13日の夜。
19時過ぎから20時半くらいにかけて、私は必死に水をかき出して浸水を
防ぎました。
その後数日経ってから、ふと気がつきました。
ベリーちゃんが避難して行ったのも、この時のためだったんだなと。
水が一番ひどかったその時間帯と日付が、ベリーちゃんが話しかけてくれた
タイミングと重なっていたのです。
目に見えない存在たちは、私たちが気づかないうちに、
未来に起きることをちゃんと知っていて、そっと教えてくれていたんだ――。そう強く感じました。
また、去年の6月初めには、アメノミナカヌシ様のお計らいにより、水の神様である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)様が我が家へ来てくださることを前もってお知らせいただき、どこに神棚を置けばよいかなどの注意事項も
細かく教えていただきました。
そして6月4日の午前中から、黄金龍の金襴(きんらん)ちゃんを抱いて泊まりに来てくださいました。我が家で過ごされているあいだ、ずっと金襴ちゃんを抱っこしていらして、そのお姿がまるで花を抱いているように見えてとても
印象的でした。
その同じ時期に、小龍ちゃんからは
「お水をしっかり準備しておいたほうがいいよ」
「ソーラーの充電はあてにならないよ」という話も教えてもらっていました。
(※その話は以前こちらで載せていましたが、去年は何も起きなかったため
一度下げていました)
あの時の小龍ちゃんの言葉が今の事を言っていたのだと
今更実感しました。
千葉だけでなく、これからもいつどこで大雨が起きるか分かりません。
お水や明かりの備えも、出来る範囲でご用意しておくと安心だと思います。
水は、命を育むありがたいものであると同時に、
ときには八岐大蛇のように荒れ狂う大きな脅威になります。
ですが、その荒ぶる水をも清め、鎮めてくれる龍神様や
神仏たちの慈悲深い見守りが、いつも私たちの周りには満ちています。
とはいえ、ニュースを見ていると、いつ何が起きるか不安でいっぱいになってしまいますよね。
「毎日忙しくて、神社やお寺になかなかお参りに行けないから、神様に守ってもらえないのでは……」と心配になることもあるかもしれません。
でも、どうか安心してください。
神様や仏様、そして龍たちは、建物の中にだけいるわけではありません。
あなたの毎日の暮らしの中へ、台所へ、そして不安で胸がいっぱいになって
いるすぐそばへ、いつでも来て下さいます。
例えば今年の5月中旬頃に、とても心があたたかくなる夢を見ました。
小さな子どもくらいの大きさの「八方様(八方除けの神様)」が、
私の両足にそっと手をまわして、「大好きだよ、いつも見ているからね」と
愛情をこめて抱きしめてくださったのです。
それは、「人生のどの方向(全方位)に進んでも、神様に愛され、
完璧に守られている」という、何よりも強い安心のメッセージでした。
さらに8月初めには、八街(やちまた)のピーナッツが殻のままで
たくさんスーパーの棚に並んでいる夢も見ました。
「八街」という文字通り、八つの道が交差する全方位(八方)を
意味するように、殻つきのピーナッツは、頑丈なバリアに包まれて、
外からの刺激からしっかり守られている姿を意味します。
先日も、とても不思議でありがたい夢を見ました。
夢の中に現れたのは、光輝くお寺と、
力強い「軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)様」のご真言でした。
頭の上からご真言が響き渡り、足元(南側)には眩しく光るお寺の
光景が広がっていたのです。
その途中で急に身体がゾクゾクッと寒くなり、布団を掛け直すために
いったん目が覚めました。
後から調べてみて驚いたのですが、軍荼利明王様は「南方」を守護する
仏様なのだそうです。私の足元(南側)にお寺が見えたことと、
ちょうど重なっていました。
また、神仏の強力なエネルギーに触れると、人間の身体は一時的に
「寒気」のような波動の変化を感じることがあるのだそうで、
あの急な寒さも、その高いエネルギーを受け取ったからなのかもしれません。
実は、この夢を見る少し前に体調を崩していたのですが、
そんな弱っているタイミングで力強いエネルギーをいただいたおかげか、
不調までスッキリと取り除いていただけたように感じます。
さらに調べていくと、軍荼利明王様をお祀りするお寺が、
生前に両親や祖父が暮らしていた地域にもあることが分かりました。
方位、ご真言、そしてご先祖様のゆかり……。「もしかすると、ご先祖様の
ご縁で導いてくださったのかな?」と、暖かい気持ちになりました。
あなたが今をがんばって生きているその場所そのものが、神聖で大切な
場所です。
目に見えない大きな手や、力強い仏様、そして見守ってくださるご先祖様たちは、あなたがどこにいても、いつも包み込んで応援してくれています。
もしお参りに行けなくても、自宅からそっと心を合わせる
「遥拝(ようはい)」という方法があります。
「どうかお守りください」と心の中で手を合わせるだけで、
その想いはまっすぐ神様に届きます。
関東の寒川神社や千葉神社、検見川神社をはじめ、日本各地に息づく神社
仏閣。そこにある見えない神仏の温かいセーフティネットは、いつも私たちを
そっと優しく包み込んでいます。
人生のあらゆる方向の災いから守ってくれる「八方よけ」の教えや、天神様(菅原道真公)の神社に伝わる、災いを吉へと替えてくれる「鷽替え(うそかえ)神事」。そして、水や厄災を鎮めてくださる神々のお計らいや、災いを
見つめ清らかな流れに変えていく「検見川」という名に込められた力強い浄化のように、私たちが気づかない日常の中でも、見えない温かい守りはさまざまなかたちでこの世界にそっと息づいています。
そして、最近目に飛び込んでくる歌があります。
闘う君の唄を 闘えない奴等が笑うだろう
冷たい水の中を 震えながら登ってゆけ
(中島みゆきさん『ファイト!』より)
世間の風当たりや不安という冷たい水の中で、誰にも気づかれずに震えながらも、それでも上に向かって一歩一歩を登っていく。その姿は、不安や日々の
重圧をかかえながらも歯をくいしばって一生けんめい生きている私たちの姿
そのものです。
「もう逃げ出したい」と思うほどの冷たさや厳しさのなかで、それでも今日を生きているあなたを、見えない世界はちゃんと見ています。
振り返れば、去年のうちから市杵島姫命様が送ってくださっていたメッセージも、まさにこの「冷たい水の中を登るような日々」を生きる私たちをそっと
支え、励ましてくださるものでした。
(※当時のメッセージについては、こちらのブログ記事にあります)
私たちがどんなに孤独に感じられる状況にいたとしても、神仏の温かい眼差しや見えないセーフティネットは、いつもこうして先回りして心に寄り添い、
温かな光を送り届けてくださっているのです。
もし今、同じように水害や大変なことに直面して、心も体もクタクタになっていたら、無理に平気なふりをしなくて大丈夫です。
あなたは本当によく頑張っています。
身体の力を抜いて、まずはゆっくり深く深呼吸をしてください。
神様も、仏様も、力強い明王様も、そしてあなたを想うご先祖様や龍たちも、
がんばるあなたの味方です。
どうか無理をなさらず、あたたかくしてゆっくり体を休めてくださいね。
あなたの日常が一日も早く、穏やかな光に包まれますように。
最後に八岐大蛇と天岩戸について去年とても気になったので
調べて載せたのが下記になります。
こちらも良ければ参考にされてくださいね。
あと本当は今回こそ、予告していた話を載せたかったのですが……
気づけばまた、今どうしても届けたいこの話を優先してしまいました😅
次回こそは、ずっと温めているお話をしっかりお届けしますので、
ぜひ楽しみにしていてくださいね☆