ぐるぐる思考から脱出するために

ぐるぐる思考から脱出するために

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コラム
 悩みが頭の中でグルグルと回り続け、夜も眠れなくなってしまうことはありませんか。そのような「グルグル思考」から抜け出し、心をすっきりと整理するためのコツをご紹介します。

日記からの脱却と「図解」の力

 悩みを解決しようと日記に気持ちを書き連ねる方は多いものです。
 しかし、文章だけでは同じ感情や言葉が何度もループしてしまい、かえって混乱してしまうことがあります。
 そこでおすすめしたいのが、日記から一歩踏み出し、物事を「図解化」することです。
 「イラストを描くのは苦手だから」と身構える必要はまったくありません。 
 なぜなら、その図解を見るのは自分自身か、あるいは自分が見せてもいいと思えるごく近しい人だけだからです。絵のうまい下手は、問題の解決に一切関係ありません。
フレームワークとグラレコを活用する

 図解するテクニックとして、ビジネスの世界で使われる「マッキンゼー」などのコンサルティングファームのフレームワークや、会話をイラストと文字で記録する「グラフィックレコーディング(グラレコ)」の視点を取り入れてみましょう。
 複雑に見える悩みも、次のようなシンプルな要素に分解して図に表すと、驚くほど物事が解きほぐされていきます。

色を分けて使う:
感情は赤、事実や課題は青、解決策は緑など、ペンやマーカーの色を変えて視覚的に整理します。

矢印でつなぐ:
原因と結果、または時間の流れを矢印で結び、物事の因果関係をはっきりさせます。枠で囲む:変えられること(自分の行動)と、変えられないこと(他人の気持ちや過去)を別々のボックスに分けて捉えます。

AIという新しいパートナー

 自分だけで図解化することが難しいときは、AIの手を借りるのも一つの手です。
 自分の状況をAIに投げかけ、「これを整理するためのフレームワークを教えて」と頼んだり、書き殴ったメモを箇条書きや図の構成案に変換してもらったりするのです。ノートの上に自分の思考を広げ、色を使い、客観的な図へと落とし込んでいく。
 このプロセスそのものが、モヤモヤした心を整える贅沢な時間へと変わっていきます。グルグル思考に陥ったときは、ぜひペンを手に取り、小さな丸や矢印を描くことから始めてみませんか。

                          沙門蒼俊  合掌
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