「餅つき時間、完成時間」

記事
小説




5歳の時に
埼玉県の三郷団地に住んでた事があり
1月下旬ここで団地のイベントである
餅つき大会が中央広場で
開催されると言うので
家族で行ってきた
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

広場に行くと凄い数の人が集まってて
広場の中央には
人が入れない場所を作る為
ロープが張られ
その中には大きな大人用臼と
小さな子供用臼が1セットで
20セット並べられてた

餅つき大会が始まると
最初に整理券をもらいに行き
番号を見ると150番代だったから
かなり待つ事になると言われる

そして広場の放送で臼の数と同じ
20組づつ呼ばれて広場の中央に集まり
餅つきをする様だった

それまで退屈だから
他の人の餅つきを見に行くと
大人は1人で餅を付くが
子供は3人1組になり1つの臼で
餅つきを行ってた

俺は幼稚園で餅つきをしたから
餅つきが得意になった気でいて
この俺様の素晴らしい餅つき技術を
みんなに披露して見せつけ
ヒーローになろうと活き込んでたのに
3人でするのを見てとても残念に思う

餅つきをしばらく見てたら
臼に入ったもち米が
お餅になるまでやるらしく
大人も子供も必死に餅を付き
10分位やらされてた

完成したお餅は
広場の端に設営された仮設テントで
ボランティアの主婦達が
小さいサイズにお餅を切って
きなこやゴマやあんこを付けて
調理してくれるみたいで
そこに持っていかれた

俺はそれを見て母親に
「あのお餅食べに行きたい!」
と言うと「あのお餅は
餅つきが終わってからじゃないと
食べられないから我慢しなさい」
と言われてしまう

この時俺は
こんな100万人位いそうな人達が
全員お餅を付き終わる時間なんて
一生来なさそうと感じてしまい
永遠にお餅が食べられないと思い
悲しくなった
(;д;)グスン

7zUN2vu6ckWEPjV1792011950_1792011983.jpg


すると父親が
「実際の人数は300人位で
団地の街区毎で集まって
幾つかの会場に分け餅つきをするから
絶対に食べられる時が来るので
大丈夫だ」と言って安心させてくれた
(*´-∀-)ホッ-3

なので早く自分の順番が来ないか
うずうずしながら
他の人の餅つきを見てる事にする

そしたら20組が臼にスタンバイして
餅米を持って来て臼に入れ
準備が整う迄10分位かかってて
更に臼に入った餅米を餅にする迄
10分位餅つきをして完成させてたから
1セットの餅つきが終了するまでに
20分位かかってた

それを知った俺は
「明日まで待たないと
自分の順番が来そうも無いな」
とそんな気がしてくる

そもそも当初朝9時から始まるのに
臼ときねを持ってくる車が渋滞で
30分遅れで届いたから
それから準備して
結局開始時間が10時過ぎになってた

なのにこれじゃ終了時間が
絶対夜になってしまうのではないかと
なんとなくそんな気がしてしまう

その後しばらく餅つきを見てたが
結局飽きてしまい
広場の隅に設置されてる遊具で
遊び始めてしまった

遊具で遊び疲れると
母親との所に戻ってしばらくしたら
広場の放送で「今から昼休みして
午後は1時30分から開催します!」
と言われる

俺は餅つきの予定時間が
最初から遅れてるのに
昼休みがあるなんて
凄くのんきな主催者だと感じ
「ますます餅つきの終了時間が
夜になる可能性が濃厚だ」と
そんな気がしてならなかった
(´・д・`)ショボーン

ー続くー
PehooLVoe3Kwyi31792012009_1792012040.jpg

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す