西鶴永代蔵にまなぶ商売繁盛 巻一(一)

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マネー・副業
 いったい世の中で利息ほどおそろしいものはない。
泉州(和泉の国)の水間寺でひとりの男が一貫文を借りた。男は借りた銭を、百文ずつ貸付け、13年目には元一貫文の銭が八一九二貫文にふえてしまった。
水間寺の僧は、「一貫文もの銭を貸したためしがない。この銭が返されるとは思われない。」と話し合ったが、この男は東海道を運び、水間寺に積み重ねた。

以上は、『日本永代蔵』井原西鶴 訳注 堀切実 角川ソフィア文庫より

男は、どうして貸付けできたのか。
男は船問屋をしていたが、しだいに商売が繁昌するのを喜び、掛硯に「仕合丸」と書きつけ、その中に水間寺から借りた銭を入れておいた。漁師の出船の時、銭の由来を語って百文ずつ貸付たところ、借りた人は自然と幸運に恵まれた。それが遠い漁村にまでも評判になって借りに来た。ということ。
さてキーワードは、「仕合丸」か「繫昌語り」か「借人の幸運」か。


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