くら寿司を出てそのへんをブラブラしていると、17時近くになりました。
そこで私は西ゲート付近の当日登録端末へと急ぐことに。
理由は2つあります。
ひとつめ、ガンダムパビリオンは当日予約のタイミングが3回あること。
一般的なパビリオンでは、朝9時の1回しか当日予約のタイミングがありません。その時点で枠はすべて埋まってしまうため、10時以降に入場した人にはチャンスが残っていないことに。
しかしガンダムパビリオンは別。
当日予約の機会は12時・15時・17時・19時の4回に分けて実施されます。
つまり後から遅れて入場した人でも当日予約のチャンスがあるのです。
私は朝9時の開場と同時に住友館をゲットし、そこに並びながらスマホからモンハンパビリオンの当日予約をゲットしました。
しかしまだ私にもガンダムパビリオンの予約チャンスは残されています。
17時はガンダムパビリオンに予約できる最後のタイミングなのです。
そしてふたつめ、スマホから操作するよりも当日登録端末から操作したほうが、若干予約が通りやすいこと。
SNSの情報によると、どうやらスマホアプリでは「空き枠✕」と表示されていても、会場に設置されている端末から見ると△の表示になっていることがあるのだとか。
だからできるならスマホではなく、当日登録端末から操作したほうが確率は高いといえます。
つまり「17時に当日登録端末から操作する」というのが、ガンダムパビリオンをゲットするのに必要となるわけです。
…そう思って17時の10分前くらいに当日登録端末に着いたのですが、すでに何人かの列ができていました。話を聞くとみんな狙いはガンダムパビリオンのようで、考えることは同じらしいです。
そうなると前に並んでいる人たちが予約を完了してから自分が操作できることになり…、どう考えても間に合わない。これはヤバイ。
17時ちょうど。
まだ当日登録端末の列は解消されていなかったので、仕方なく自分のスマホから予約をおこなうことにしました。
…すると、あっさりいけた。
なんでかな?と考えていると、スマホ画面の右上にWi-Fiに接続しているマークが。
そう、この西側の案内所エリアはフリーWi-Fiが使えるエリアだったのです。
そのせいか通信が早く、予約画面がサクサク進んでいました。
そういえば入場する前、フリーWi-Fiが使えるようにプロファイルをインストールしておいたっけ…。
たしかに、あれのおかげで勝手にWi-Fiにつながる場面が何度かあったな…。
ということで予定とは違う動き方ですが、17時から開放されるガンダムパビリオンの予約枠をゲットできたのでした。
ちなみに当日登録端末を使っている方は逆にうまくいっていなかったようで、まだ悪戦苦闘していました。
私は近くのスタッフさんに報告とお礼を言い、端末を後にすることに。
※当日登録端末は案内所・休憩所(赤丸のところ)に数台置かれているか、パビリオン・イベント当日登録センター(青丸のところ)という場所にまとめて設置されています。狙うなら後者のほうが良さそうです!
ガンダムパビリオンの予約時間まで、そのへんをブラブラすることに。
イタリア館の前は相変わらず地獄の大行列だったり…
イエメンの手書きのポップが可愛かったり…
ダイアログシアターの緑に癒やされたり…
なぜかヨギボーに座って休憩したり。
そんなこんなでガンダムの時間。
ガンダムパビリオンの(表向きの)テーマは、「モビルスーツの平和利用」です。
※ちなみにモビルスーツとは、ざっくり言えば「巨大なロボットの総称」です。ジムとかザクとかグフとかもモビルスーツのひとつ。その中にガンダムも含まれるということになります。
スマホという総称の中にiPhoneやらXperiaやらGalaxyやらが含まれているのと同じです。
この世界ではかつて、宇宙を巻き込んだ大きな戦争が起こっていました。その中で兵器として利用されていたのがモビルスーツ。
しかし停戦してからは、それまでの兵器利用ではなく、平和と復興へ向けた用途の模索が始まります。
宇宙に漂うデブリ(宇宙ゴミ)を回収したり、ビームサーベルの技術を応用して窒素肥料を作り出したり、宇宙で人類が自給自足していくための研究を進めたり。
そういったモビルスーツの技術を平和利用し、人類の発展に貢献しているのが、今回見学するGOIC(GUNDAM OPEN INNOVATION CONSORTIUM)という組織です。
簡単に意訳すると「ガンダムの技術を使って新しいものを生み出していく組織」みたいな感じでしょうか。
要するにガンダム技術で社会貢献してる組織があって、私たち一般人はその見学に行かせてもらうよーという流れです。
そもそも万博自体が「各国が最先端技術の研究成果を披露して人類発展への意識を高める」みたいな側面がありますからね。
ガンダムパビリオンもそのテーマに合わせているんだろうと思いました。
中に入るとハロたちが、ここからの流れを説明してくれます。
ざっくり言うと「これからあなた達を軌道エレベーターに乗せてはるか上空の宇宙ステーションまでご案内しますよ」みたいなことを言っています。
ちなみにここ夢洲ターミナルの建設にもモビルスーツが関わっているとのこと。
今回はあくまでGOICという組織の見学です。ガンダムが出てきて悪いやつをやっつけるんだろうとか、そういったことを期待してはいけないのです。
さらに奥へ進むと、軌道エレベーターに案内されます。
ちょっと写真では伝わりづらいのですが、閉塞感があります。
地上から宇宙へ移動している(という設定)ので、床は大きく振動して大きな音もなります。たぶん閉所恐怖症にはしんどいと思う。
窓からはこのように、実際に宇宙へ移動している様子が見えます。
音響と映像、それに地面からの振動で、本当に移動しているような感覚になりました。
もしここで悪の組織的なやつが襲ってきたら、軌道エレベーターが急降下するのでは…?と、ビビっていました。正直。
ディズニーランドにタワーオブテラーがありますよね。急降下するエレベーターみたいなアトラクション。
私はあれ系が苦手なので、「もしこれも同じタイプのアトラクションだったら」などと考えてしまい…。疑似映像と理解しつつもヒヤヒヤしていました。
そんなこんなで無事に?宇宙ステーションに到着。
ビビってなかったけどな!全然!
宇宙ステーション(正式名スタージャブロー)では、モビルスーツの皆さんが作業しているところを見学できます。
がんばれ。
…と、いきなりの緊急事態。
宇宙ゴミの中に自立型モビルスーツ(ジオング)が紛れていたようです。
やっぱり…じゃなくて、これは大変!
急いで避難しないと!
いそいそ。
さらに別室へ移動。
しかし状況が好転したわけではなく…。
味方のモビルスーツも次々撃破されていきます。
これはピンチ。
このまま私は宇宙で帰らぬ人になってしまうのか。
帰ってブログを書かなければいけないというのに…!
そのとき。
目の前にあの機体が。
やったぜ!俺達のガンダム!
しかも声はアムロ・レイ!
これは勝ち確やで!
そして格闘のすえ大爆発するジオング。
ありがとうガンダム。
ありがとうアムロ・レイ。
※実際にはアムロ・レイの人格を模倣したAIという設定ですが…まあそこはね!
これからの人類の未来に期待し、檄を飛ばす言葉を残して去っていくガンダム。お別れのときです。
こうして私たちは無事、地上へと戻れたのでした。
文字では伝わりづらいかもしれませんが、迫力の大音響と大画面、それに作り込まれた内装…。すごい臨場感でした。ガンダムファンなら一度は行って損はないと思います。まさに期待通り。
でも個人的に良かったのは、パビリオンを出たあと。
出口から外へ抜けると、そこには…
未来に向かって手を伸ばすガンダムが。
この配置、完璧だと思いました。
考えた人は天才じゃないかと。
私は思わず「おおっ」と声を上げてしまいました。
ここまで含めてガンダムパビリオンなのでしょうね。
いい意味で裏切られました。
パビリオン内でのエンディングまでが期待通りだとしたら、最後のこれを含めれば期待以上です。さすがですね。
…と、すごくいい終わり方をしたことは確かなのですが、実は向かいのパビリオンには「よしもと waraii myraii館」があります(私が初日にかまいたちのお二人を見かけたところ)。
どうやらそこのステージでお笑い芸人の方がジュリーの『勝手にしやがれ』をカラオケで熱唱しているようで、その歌声がめっちゃ聞こえてきました。
日が暮れてノスタルジックな空気の中、ガンダムの余韻に浸りつつ、聞こえてくる「勝手にしやがれ」。
よくわからない気持ちのまま、ガンダムパビリオンを後にしたのでした。
ガンダム、ミャクミャク、万博リングが一望できる夜の景色。
夜の万博もいいものですね。