栄養が吸収されない病気

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コラム
栄養が吸収されない病気、あなたはご存知でしょうか。
きちんと栄養を考えているのに、吸収されないなんてことがあるのです。
今回は、その病気について紹介します。

①吸収不良症候群とは
②吸収されない栄養素
③栄養管理の方法
まとめ


①吸収不良症候群とは
食べたものに含まれる栄養素が様々な理由により小腸で適切に吸収されない状態のことです。
腸管の運動異常、膵臓の機能不全、腸内細菌の異常などによって起こります。
症状は下痢、体重減少、疲れやすい、無気力などがみられます。


②吸収されない栄養素
タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルなどの様々な栄養素が吸収されにくくなります。
それぞれの栄養素の吸収不良の原因を示します。
タンパク質…膵臓や腸の酵素が欠けている
炭水化物…膵臓が無い
脂肪…細菌の増殖、十二指腸の酸性化、回腸の機能低下、薬の影響、膵臓の酵素が欠けている


③栄養管理の方法
口から食べるか、口からと経腸栄養との併用です。
経腸栄養は、鼻からチューブを入れて胃に濃厚流動食が届くようにします。
消化しやすい液体なので、普通の食事よりは栄養を吸収しやすい特徴があります。
また脂肪を控え、マクトンオイルを使用します。


まとめ
吸収不良症候群は下痢など、普段から起こりやすい症状もあります。
ストレスによる下痢なのか、冷えによる下痢なのか、あるいは吸収不良症候群の下痢なのかは区別できません。
下痢が長い期間、続くようでしたら内科や消化器科を受診しましょう。
油の摂り過ぎで下痢しやすい、なんてこともあるので油を控えた食事を試してみてから、症状がまだあるようなら受診するのもおすすめです。
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