どもども~~。ちぷです。
今回は「英語学習の目的」についてです。
以下にひとつでも当てはまる人にぜひ読んでもらいたい記事になっています。
★★★こんな方におすすめ★★★
・ちょっとだけ英語に興味がある。
・英語を勉強したいけどちゃんとした目的がない。
・まわりから「なんで勉強したいの?」と言われると困ってしまう。
・今まで英語を勉強して挫折したことがある。
結論から言うと、
英語を勉強するのに「ちゃんとした目的」はいりません。
必要なのは「自分らしい目的」です。
「ちゃんとした目的」に縛られて、せっかく興味のもった英語学習をあきらめてしまうことはすっっごくもったいないです。
【目次】
①プロローグ:英語学習の目的
②「ちゃんとした目的」とは?
③なぜ「ちゃんとした目的」が必要?
④「ちゃんとした目的」<「自分らしい目的」
⑤「自分らしい目的」とは?
⑥なぜ「自分らしい目的」が必要?
⑦まとめ
⑧エピローグ:人生を豊かにするのはお金? or 趣味?
①プロローグ:英語学習の目的
A子:「でも、「ちゃんとした目的」を見つけないまま勉強を始めると挫折しやすいってよく言うよね。」
B子:「そうそう。「ちゃんとした目的」がないとまわりも応援してくれないし。」
こう考えている方、多いのではないでしょうか。
ただ、重要なのは「ちゃんとした目的」じゃなくて「自分らしい目的」なんです。
せっかく英語に興味を持ったのに、「ちゃんとした目的」にとらわれて諦めてしまった。
そんな人を少しでも減らすきっかけになったらなと思い書きました。
また、これからちょっとでも英語の勉強はじめてみようかな、とか
英語を勉強してるけどいまいち目的がはっきりしない・・
という方に自信をもって楽しく英語学習できるきっかけになったらいいなと思います。
ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。
②「ちゃんとした目的」とは?
さて、「ちゃんとした目的」とはなんでしょう。
わたしは英語学習を始めて1年が経ちます。
この1年で最も言われた言葉がこれです。
「なんで英語を勉強しているの?」
家族、友人、初対面の人などとの会話で必ず出る話題。
わたしはいつもこう答えていました。
「英語を使う仕事がしたいからです。」
しかし、本当はそうじゃありません。
でも、いつもそう答えていました。
理由は「ちゃんとした目的」っぽく聞こえるから。
それだけです。
ちゃんとした目的の定義を考えてみました。
・まわりの人から納得されやすい
・まわりの人から反対されにくいメリットがイメージしやすい
ここで気づいた人もいるかもしれませんが、
これらすべてが自分主体ではなく「相手主体」になっています。
つまり、自分以外のだれかにフォーカスを当てて英語学習の目的を考えてしまっているのです。
(もちろん、出世や給料アップを目指して自分のためにがんばりたい!という人は別ですが)
自分ではなく他人のためとなってしまうと始めるまえに躊躇してしまったり
せっかく勉強を始めてもモチベーションの維持が難しいです。
そして、言語学習という長い道のりを乗り越えることが厳しくなってしまいます。。
では、なぜ「ちゃんとした目的」を追い求めてしまうのでしょうか。
③なぜ「ちゃんとした目的」が必要?
先ほど、ちゃんとした目的を考えるときに「相手主体」になってしまうと言いました。
相手主体になってしまう理由は、「自分以外のだれかから応援してもらいたい」からだと考えます。
まわりの人、特に身内や仲の良いつながりから応援されるとモチベーションにつながります。
でも応援してもらうためには「相手が納得する」が必要があります。
人は納得できないことには応援する気になんてなれないので。
そしてだれかから納得してもらうには「具体的にイメージできる」必要があります。
そのためわたしは「仕事に就くため」という「経済的メリットを安易にイメージできる」理由を使っていました。
イメージとしてはこんな感じです。
①相手がイメージしやすい目的を言う
②相手が納得し、応援してもらえる
A子:英語に関する仕事に就くために英語を勉強しようと思うの。
(相手から応援してもらいたい・・・)
B子:それは手に職だから、将来お金に困ることもなさそうね。応援するわ。
④「ちゃんとした目的」<「自分らしい目的」
「ちゃんとした目的」には相手から納得してもらい、応援してもらえる特典があります。
しかし、怖いのがその「ちゃんとした目的」に縛られてしまうこと。
学習を始める前に以下のことが頭によぎってしまったら危険信号です。
・目的を本当に達成できるか不安・・・・
・途中で挫折したときに周りから呆れられそう・・・
・よく考えると大変そうだなぁ・・・
もともとは自分主体で興味があった英語学習が
相手主体によって生まれた目的によって潰されそうになっている状態です。
これが最終的に、
・そもそもこれって始める必要ってあるんだっけ・・・
・もっとほかに勉強すべきことがあるかも・・・
こうなってしまい、せっかくの英語学習から離脱してしまうのはとてももったいないです。
そこでぜひ英語を勉強する「自分らしい目的」を見つけてほしいです。
⑤「自分らしい目的」とは?
「自分らしい目的」とは、「自分の人生で大切だと思うこと」に紐づいている、ということです。
これは自分の価値観に基づくものなので主体はもちろん「自分」です。
ちょっとわかりにくいと思うので、わたしの例を紹介します。
わたしの「人生の中で大切だと思うこと」はこれでした。
”できる限り多くのこと経験をして、刺激的な人生を送る”
これを達成するために具体的に必要だと思ったのは以下のことでした。
・見たこともない景色をみる
・常識が通用しない経験=カルチャーショックを受ける
・新しい知識を得る
・・・つまりこれって、外国に住めばすべて叶うことだったんです。
しかし、ただ住むだけではだめです。
新たな地でコミュニケーションがとれること。
これが必須。なので、これがわたしが英語を勉強している目的なんです。
⑥なぜ「自分らしい目的」が必要?
自分らしい目的を考えるとき主体は「自分」になります。
そのため英語学習における以下のメリットがあります。
・目的が明確なためモチベーションを維持できる
・だれかに対するプレッシャーがないため楽しく学習できる
・自分のペースで勉強できる
上記メリットから、無理なく継続して学習を続けることができます。
⑦まとめ
英語学習の目的は「自分の人生を豊かにする」ため。それだけでいい。
なので、自分の価値観で「人生の中で大切なこと」は何かを考え、
それが英語学習にむすびついていたら迷わずゴー!
だから「ちゃんとした目的」なんていらない。
「自分らしい目的」を見つけてみてください。
⑧エピローグ:人生を豊かにするのはお金? or 趣味?
「英語関係の仕事に就くために英語を勉強している」
こうというとまわりから納得されやすい。
その根本的な理由はこれだと思う。
多くの人が「人生の目標を果たすにはお金が必要」だと信じているから。
お金をかせぐには仕事が必要。
なので「仕事を得るために英語を勉強する」というと
しっくりくる。
「仕事」とか「お金」という言葉はとても便利。
人生の目標でもある「幸せ」と結びつきやすいイメージだから。
逆に、「趣味」とか「自己啓発」というと、
「それって必ずやらないといけないの?」
と言われる。
英語は「仕事」と「趣味」の境界線がはっきりしているため大変。
「趣味」って答えると
怪訝な顔をされたり、「いや、本気でやって仕事にしなよ。」と言われる。
反対にプログラミングなどは、
「仕事」と「趣味」の境界があいまいな気がする。
なので「趣味」って答えても、
「でも将来、手に職になったりして。」とか
「パソコン使えるといろいろ便利だし、やっておいて無駄はないかも」
なんてやさしい意見が多くなる。
「最初から本気でやらないといけない英語」
「最初は遊びでもいいプラグラミング」
う~ん、、厳しい現実。。。
これではいざ英語学習をはじめよう!という人のやる気をそいでしまう原因になっちゃうのでは。。
しかし、まわりのことは気にせずに自分の人生にフォーカスしてほしい。
そして、自分の興味に従って、ぜひ一度挑戦してみてほしい。
目的は「英語ペラペラだとかっこいいから」でも「モテそう」でもいい。
それが自分の人生を豊かにしてくれるのなら。
「ちゃんとした目的」か「そうでないか」を決めるのは
いつも「自分自身のものさし」でいいとわたしは思う。
以上、今回は「英語学習の目的」についてでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます!ちぷでした。