ホロスコープに興味はあるけれど、「プロの占星術師は、あの丸い図をどうやって読んでいるのだろう?」と感じたことはありませんか。
今回は、私が実際の鑑定で使っているホロスコープリーディングの手順と考え方を、できるだけ具体的に言葉にしてお伝えします。
占星術には、たくさんの流派やスタイルがあります。
どれが正解で、どれが間違いという話ではなく、それぞれの占い師が「自分はこう読みたい」という軸を持っている、というのが私の考え方です。
このブログでは「占星術はこう読むべきだ」と決めつけるつもりはなく、「私はこういう順番で、こういうポイントを大事にして読んでいます」という、一人の占星術師としてのスタンスを共有します。
特に今回フォーカスするのは、「仕事」「適性」「天職」といったテーマを読むときのホロスコープの扱い方です。
教科書でもよく挙げられる、第2室(お金の稼ぎ方)、第6室(日々の労働や健康)、第10室(社会的な役割)、第11室(長期的な成果やネットワーク)という4つのハウスを、私がどんな問いと結びつけて読んでいるのかを、具体的にご紹介していきます。
大事にしているのは、「一つの配置だけを見て、急いで結論を出さないこと」です。
まずは教科書どおりに“部分”を丁寧に読み、そのあとで点と点をつなぐようにして、その人の性質や特徴、内部に抱えている矛盾や葛藤を、全体像として推理していきます。
もしこの記事を読んで、「この読み方は自分に合いそうだな」と感じていただけたら、あなたのホロスコープを読むときの参考にしていただいてもいいですし、「このスタンスで鑑定してほしい」と思っていただけたら、私の鑑定をご検討いただければうれしいです。
第1章 まずは“教科書どおりに”部分を読むというスタンス
私のリーディングは、最初からドラマチックな物語を組み立てるところからは始まりません。
一見地味ですが、「教科書どおりに部分を一つずつ読む」という作業を、かなり丁寧に行います。
ここでいう「部分」とは、ハウス・サイン(星座)・天体・アスペクト(角度)のことです。
特に仕事や適職を読むときは、第2室・第6室・第10室・第11室という4つのハウスを、基礎となる“柱”として扱います。
まず簡単に、この4つのハウスをどんな問いと結びつけているかをお伝えします。
第2室は「お金」「収入」と説明されることが多い場所ですが、私はここを「その人が何を資源とみなし、どのような形で稼ぎや価値につなげやすいか」を見る場所として扱います。
第6室は「日々の労働」「職場環境」「健康」と結びつく場所で、「どんな働き方のときに力を発揮しやすいか」「どんな職場条件だと消耗しやすいか」を読むときの中核になります。
第10室は「社会的な役割」「肩書き」「公の顔」を示す場所として、「人からどう見られやすいか」「結果としてどんなポジションに立ちやすいか」を確認します。
第11室は「仲間」「コミュニティ」「未来のビジョン」と結びつく場所で、「長期的な成果」「ネットワークを通じてもたらされる報酬」「どんな集団と一緒に何を実現していくのか」を読み取ります。
ここで大事にしているのは、「第○室=○○な人」という単純化をしないことです。
たとえば「第10室が目立つから有名人向き」と決めつけることはしませんし、「第2室がこうだから、この仕事しか向かない」とは読みません。
第2室・第6室・第10室・第11室は、それぞれ別の問いに答えてくれる“パーツ”です。
私はまず、この4つのパーツを教科書的な意味に沿って一つずつ読み、「この人は何で稼ぎやすいのか」「どんな働き方が合いやすいのか」「社会からどう見られやすいのか」「どんなネットワークとご縁がつながりやすいのか」という、4つのメモを頭の中とノートに並べます。
もう少し踏み込むと、「星座のキーワードだけで判断しない」というのも、私の中での重要なルールです。
たとえば第2室が牡羊座だから「フリーランス向きです」といった読み方はしません。
必ず「第2室の支配星がどの室にいるか」「その支配星がどんな天体と角度を取っているか」までセットで確認します。「第○室=○○座」だけではなく、「その星座の支配星はどこへ行っているのか」という“連鎖”まで見ることが、私にとっての“教科書どおりの部分読み”の範囲です。
また、第6室については特に慎重に見ます。
第6室は「仕事」と同時に「健康」も扱う場所なので、ここに天体が入っている方は、どんな働き方を選ぶかが体調と直結しやすいからです。
強い天体(太陽・月・木星・土星など)が入っている場合は、「この人の働き方の中核シグナル」として、他のどの配置よりも優先して確認します。
たとえば、「ここに火のサインの天体が多いなら、じっと座っているよりも動きがある仕事のほうが前向きなエネルギーを保ちやすい」といった形で、“日々の労働の質”に具体的に落としていきます。
このときも、「激務がいい」「楽な仕事がいい」といった価値判断ではなく、「この構造だと、こういう働き方のときに調子を崩しやすい」「こういう働き方だと、自然と調子が上がりやすい」と、構造として客観的に見ることを意識しています。
第10室と第11室は、「結果として社会の中でどんな位置に立つか」「どんな人たちと、どんな形でつながっていくか」を見るうえで欠かせません。
第10室だけで“職業名”を決めるのではなく、「他の人からどう見られやすいか」「その人が担いやすい役割」を把握するための土台として使います。
第11室は、その人がどんなコミュニティやグループに関わりやすいか、どんな仲間と一緒に何を実現していきそうか、そしてそこからどんな報酬が積み上がっていきやすいかを読む場所です。
ここまでが、私がホロスコープを読むときに最初に行う「部分読み」の大枠です。
いきなり「あなたはこういう人生です」とまとめるのではなく、まずは第2室・第6室・第10室・第11室をはじめとした基本のパーツを、一つずつ教科書的な意味に沿って確認し、メモを揃えていきます。
次の章では、この“点”としてのメモを、どのような順番でつなぎ合わせて「その人らしい全体像」にしていくのかを、お話ししていきます。
第2章 点と点をつなげて“その人らしさ”を推理する流れ
ここからは、「部分を読む」段階で集めた情報を、どうやって一人の人間の全体像へとつなげていくのかをお話しします。
私のリーディングは、いきなり結論を決めるのではなく、「仮説→確認→修正」という流れで、少しずつ輪郭をはっきりさせていくイメージに近いです。
1. ステップ0:第6室を最初に確認する
仕事や適職を読むとき、私が最初に必ず確認するのが「第6室に天体があるかどうか」です。
第6室は「日々の労働」と「健康」の両方を司る場所なので、ここに天体が入っているチャートでは、その配置が働き方を考えるうえでの重要な起点になると考えています。
理由はシンプルで、「どんな働き方なら続けられるか」「どんな環境だと体調を崩しやすいか」が、現実の生活に直結するからです。
たとえば、第6室に火のサインの天体があれば、「動きがある」「変化がある」「退屈しない」環境のほうが合いやすい可能性が高いです。
一方で、地のサインが強ければ、「決まった手順を丁寧にくり返す」「形のある成果を積み上げていく」働き方のほうが安心しやすいかもしれません。
この段階では、まだ職業名までは決めません。
「この人の体と心に無理がかかりやすいポイントはどこか」「どのラインを超えると負担になりやすいか」といった、働き方のクセや無理が出やすいパターンを把握することに集中します。
2. ステップ1〜2:強い配置と“仕事の4軸”を並べる
次に行うのが、「目立っている配置」と「仕事の4軸」を整理することです。
ここでいう目立っている配置とは、ステリウム(同じサインやハウスに天体が集中している状態)や、トラインが三つつながったグランドトライン、90度と180度で組まれたTスクエアなど、図形としてはっきり見えるものです。
たとえば、もし火のサイン同士でグランドトラインができていたとします。
この場合、「直感的な行動力」「自分から動いていく力」「情熱を燃やし続ける力」が自然に出やすい反面、意識しないと“勢いだけで終わる”リスクもある、という仮説を立てます。
さらに、そのグランドトラインの一角に第2室の冥王星がからんでカイト(凧型の図形)になっていれば、「お金や所有、自己価値のテーマを通じて、その情熱に現実味と重みが加わる」と読みます。
このように、「どこで自然にエネルギーが回りやすいか」と「どこであえて意識して取り組む必要があるか」を、まず全体の図形からざっくり把握します。
この「目立っている配置」のメモと並行して、第2室・第6室・第10室・第11室を、それぞれ別の問いに対応させて整理します。
・第2室:何で・どう稼ぐか
・第6室:どう働くか・どんなリズムなら続けやすいか
・第10室:社会からどう見られやすいか・どんな役割を担いやすいか
・第11室:どんな仲間やコミュニティと関わりやすく、そこからどんな成果が積み上がっていくか
この段階では、「点」を増やすことが目的です。
一つ一つの点を、まだ無理に線でつなごうとはしません。
3. ステップ3〜4:才能の天体と“仕事のスタイル”を重ねる
次の段階で、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星といった、「人格や才能を形作る天体」を重ねていきます。
ここで見たいのは、「この人はどんな動機で動きやすいか」「どんな表現の仕方がしっくりくるか」「どこで努力を積み重ねやすいか」といった、内側のクセです。
たとえば、もし牡羊座に水星・金星・火星が集中していたら、私はこう読みます。
・考え方や言葉(水星)は直感的で、スピード感がある
・好きなものや価値観(金星)は、「自分から動いてつかみにいくスタイル」と相性がいい
・行動のエネルギー(火星)は、「まず動いてみてから考える」形で出やすい
さらに、これが第8室にあるなら、「自分一人で完結する仕事」よりも、「誰かとの共有・深い信頼関係・お金のやり取りが絡む領域」のなかで、そのエネルギーを発揮しやすい、と読みます。
同じ“牡羊座”でも、第1室にあるのか第8室にあるのかで、現れ方が変わる。
こうした「サイン×ハウス」の組み合わせを、少しずつ現実の働き方のイメージに落としていきます。
また、天王星・海王星・冥王星については、「職業名」ではなく「仕事のスタイル・時代との付き合い方」として読みます。
たとえば冥王星が第2室(収入や所有の領域)にある場合、「お金や自己価値のテーマに、時間をかけて取り組む構造がある」「収入のあり方を何度も抜本的に組み替える可能性がある」といった形で捉えます。
こうした“スタイル”の情報を、先ほどの4軸(第2・6・10・11室)に重ねていくことで、「この人は、どんなやり方で仕事の場に立ちやすいのか」が少しずつ見えてきます。
4. ステップ5〜6:支配星の連鎖を追い、「現場で何をしている人か」を描く
ここまでで「点」はかなり揃ってきますが、最後に必ず行うのが「支配星の連鎖」を追う作業です。
第2室・第6室・第10室・第11室の入口の星座を確認し、その星座を支配している天体がどのハウスにいるかを順番に追っていきます。
たとえば、第2室の入口が天秤座で、第2室には冥王星があり、天秤座の支配星である金星が牡羊座の第8室にあるとします。
この場合、
・第2室(稼ぎ方)のテーマの一部は、「人間関係」「バランス」「深い変化」(天秤座+冥王星)
・その金星自身は牡羊座&第8室にいて、「自分から動く」「人との共有」「信頼やお金が絡む領域」
という連鎖になります。
ここから私は、「人との深い関係性や、お金を含むやり取りの中で、自分の価値を発揮しやすい人」「一対一の信頼関係や共同作業が、そのまま収入につながりやすい人」というイメージを立てます。
この「支配星の連鎖」を、第6室・第10室・第11室についても同じように追い、最後にそれらを一枚の絵に重ねます。
・第2室の連鎖:何を資源として、どの領域で稼ぎやすいか
・第6室の連鎖:どんな現場・どんなリズム・どんな役割なら続けやすいか
・第10室の連鎖:結果として、社会のどこでどんな役割を担いやすいか
・第11室の連鎖:どんな仲間・どんなコミュニティとの関わりが、長期的な報酬や成果につながりやすいか
ここまで来て、ようやく私は「この人は現場で何をしている姿が自然か」を文章に起こしていきます。
たとえば、「個人のクライアントと深く関わるサービス業」「感情や物語を扱う創作・発信」「信頼関係を前提とした継続的なやり取りが収入になっていく仕事」など、いくつかの“職種の候補”として表現します。
このとき大切にしているのは、「一つの正解を押しつけないこと」です。同じ配置でも、現実には複数の出方があるからです。
5. ステップ7:矛盾も含めて「その人らしさ」として統合する
最後に行うのが、「矛盾して見える要素をどう扱うか」の確認です。
たとえば、「第2室は慎重で堅実なのに、第6室は変化を求める配置」「第10室は安定志向なのに、第11室は自由なネットワークを求める配置」といった組み合わせは、現実の人生の中でもよく見られます。
私はこうした矛盾を、「間違い」や「欠点」とは捉えません。
むしろ、「この人が迷いやすいポイント」「人生の中で何度もテーマとして浮上してくるポイント」として、そのまま言葉にします。
「安定も欲しいし、自由も諦めたくない」「一人で集中したいけれど、仲間との関わりも大切にしたい」といった感覚は、チャート上の矛盾としてきれいに表れていることが多いからです。
ホロスコープリーディングのゴールは、「矛盾を消してスッキリさせること」ではなく、「なぜ自分はこう感じるのかを、構造として理解できるようにすること」だと私は考えています。
そのうえで、「この構造なら、こういう働き方の組み合わせだと無理が少ないかもしれませんね」と、具体的な選択肢を一緒に考えていきます。
このように、私のリーディングは、
第6室を最初に確認する
目立っている配置と仕事の4軸を並べる
才能の天体とスタイルを重ねる
支配星の連鎖を追って、「現場で何をしている人か」を描く
矛盾も含めて、その人らしさとして統合する
という流れで進みます。
次の章では、「なぜ私は一つの配置だけで結論を出さないのか」「ホロスコープを“可能性の地図”として扱うとはどういうことか」を、私のスタンスとしてまとめていきます。
第3章 一つの配置だけで結論を出さない理由
ここまで読んでいただくと、「意外とまわりくどい読み方をしているな」と感じられたかもしれません。
正直に言うと、私自身も「もっと簡単に“あなたは○○タイプです”と言えたら楽なのに」と思うことがあります。
それでもあえて、一つの配置だけで結論を出さないようにしているのには、いくつか理由があります。
一つ目の理由は、「人の人生は、一つの要素だけで説明できるほど単純ではない」と考えているからです。
第2室だけを見れば“お金の話”は語れますし、第10室だけを見ても“社会的な顔”はそれなりに読めます。
ただ、実際に相談を受けていると、「お金の不安」と「働き方の悩み」と「人からどう見られているかの違和感」は、ほとんどの場合セットで絡み合っています。
そのため私は、第2室・第6室・第10室・第11室を分けて読んだうえで、「なぜこの人は今このタイミングでこの悩みを感じているのか」を、全体の構造から説明したいと思っています。
二つ目の理由は、「一つの配置に“決めつけられる”感覚を、できるだけ減らしたい」からです。
たとえば、第2室に冥王星があると、「お金のテーマが極端になりやすい」「収入まわりで大きな変化が起こる」とだけ説明されることがあります。
しかし、私の読み方では、「お金や自己価値の感じ方が、人生の中で何度か大きく塗り替わる可能性がある配置」「稼ぎ方やお金との向き合い方を、深いところから作り直す力を持つ星」として捉えます。
同じ配置でも、文脈を変えれば「長期的に大きな変化を起こせるポテンシャル」にもなるはずです。
その文脈を与えてくれるのが、第6室・第10室・第11室とのつながりだったり、他の天体との角度だったりします。
三つ目の理由は、「複数の可能性を残したまま、その人に選んでもらいたい」という思いがあるからです。
ホロスコープは、どうしても「この職業なら当たり、これは外れ」といった“当て物”のように扱われがちです。
私はそうではなく、「この構造なら、こういう仕事の方向性だと活かしやすいですよ」「この働き方の組み合わせだと負担が少なそうですよ」という候補を複数出す役割だと考えています。
そのうえで、「どの可能性を選ぶか」「どこまで挑戦してみるか」は、ご本人の選択です。
また、性別に関しても同じ姿勢を大切にしています。
ホロスコープの読み方自体は、男女で大きく変わるものではありませんが、「どんな言葉で説明されるとしっくり来るか」は人それぞれです。
戸籍上の性別と、ご自身が感じている性別の両方を教えていただければ、できるだけその方に合う呼び方や表現を選ぶようにしています。
これもまた、「一つの属性だけで人を決めつけない」というスタンスの延長線上にあります。
私は、弱点や行き詰まりも「その人が持っている構造」として読みたいと思っています。
誰かと比較して「良い」「悪い」をつけるためではなく、「なぜ自分はこう感じやすいのか」「なぜこの場面でいつもつまずきやすいのか」を、できるだけ冷静な地図として示したいのです。
そのうえで、「もしこの読み方に共感してもらえるなら、一緒にホロスコープを見ながら、今後の選択肢を整理していきましょう」というスタンスで、鑑定を行っています。
次の章では、ここまでの話を踏まえて、「私の鑑定スタイルのまとめ」と「鑑定を受ける前に知っておいてほしいこと」を整理してお伝えします。
ホロスコープを“可能性の地図”としてどう使っていくか、その具体的なイメージを共有していきますね。
第4章 私の鑑定スタイルと、依頼前に知っておいてほしいこと
ここまでお読みいただいて、「思ったよりも地味に細かく見ているんだな」と感じられた方も多いかもしれません。
最後に、私の鑑定スタイルをあらためて整理しつつ、鑑定を検討される方に知っておいてほしいことを書いておきます。
まず一つ目にお伝えしたいのは、「私は“当てる占い”よりも、“構造を一緒に確認する作業”としてホロスコープを使っています」ということです。
もちろん、これまでの人生を振り返りながら「たしかにそういう傾向があった」と感じていただけるような読み方は大切にしています。
ただ、それ以上に重視しているのは、「なぜそうなりやすいのか」「どんなパターンが繰り返されやすいのか」を、チャートの配置から具体的に言葉にしていくことです。
そこが見えてくると、「だからこの場面で同じ悩みが出やすいんだな」「だからこの選び方だと自分にしっくりきやすいんだな」と、ご自身の選択の意味が整理されていきます。
二つ目は、「弱点や悩みも、“その人の構造”として扱う」というスタンスです。
ホロスコープには、スムーズに力が出やすい部分と、どうしても時間がかかったり、葛藤が起きやすかったりする部分が同時に描かれています。
私はそれを「良い・悪い」で評価するのではなく、「ここは意識しなくても自然に回りやすいところ」「ここは意識的にケアしたり、工夫したほうが楽になりやすいところ」として並べていきます。
そのうえで、「この構造なら、こういう働き方の組み合わせだと無理が少ないかもしれません」「この関係性の持ち方だと安心しやすいかもしれません」と、いくつかの現実的な選択肢をお渡しするイメージです。
三つ目は、「テーマが何であっても、読み方の基本スタンスは同じ」ということです。
ブログでは分かりやすさのために「仕事・適性・お金」の例を多く挙げていますが、実際の鑑定では、恋愛やパートナーシップ、家族関係、メンタルのテーマなど、求められた分野に合わせてホロスコープを読みます。
ただし、どのテーマを読むときも、「まず部分を丁寧に読み、支配星の連鎖や全体の図形を見てから、点と点をつなぐ」「一つの配置だけで結論を出さない」「複数の可能性を提示し、ご本人に選んでもらう」という基本姿勢は変わりません。
「仕事を見るときだけ特別な読み方をする」のではなく、「テーマごとに参照するハウスや天体は変えつつ、構造を言語化する」というスタイルで全体を統一しています。
また、他の占星術師さんのやり方を否定せず、「私はこう読みます」という“提示型”であることも大切にしています。
占星術には本当にさまざまな読み方がありますし、「恋愛中心で読みたい」「もっとスピリチュアルなメッセージを受け取りたい」など、求めるものも人それぞれです。
私のスタイルは、「テーマにかかわらず、その人の構造をできるだけ具体的な言葉で整理したい」という方向に寄っています。
「自分のことを論理的に整理したい」「なぜそう感じるのかを理解したい」という方には、私のやり方は相性が良いと思います。
性別や働き方についても、前提を固定しないことを大切にしています。
たとえば、「結婚しているかどうか」「子どもがいるかどうか」「組織勤めかフリーランスか」などは、人によって状況も価値観も違います。
戸籍上の性別と、ご自身が感じている性別の両方を教えていただければ、その方にしっくりくる言葉選びを意識しますし、「こうあるべき」という前提を押しつけることはしません。
目的は、その方のチャートが示す「選択肢」と「負担の少ないパターン」を一緒に見つけることであって、人生の正解を決めることではないからです。
最後に、鑑定を検討されている方へ。
もしこの記事を読んで、「この回り道のような読み方だけれど、自分には合いそうだな」と感じていただけたなら、あなたのホロスコープも一緒にじっくり読んでみたいと思っています。
「今の働き方でいいのか迷っている」「パートナーシップや家族とのテーマを整理したい」「お金や自己価値の感じ方をもう少し納得した形で捉え直したい」といったタイミングで、ご相談いただければうれしいです。
鑑定のメニューや詳細は、サービスページにまとめていますので、「このスタンスなら話してみたい」と思っていただけたときに、覗いてみてください。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。