☆91【仲間の輪37】「腐れ市議とのバトル、新たな仲間」
「久能さんは風間の道場には行ったの?」
「アフロでいいです。鍛錬?まだ通ったばかりで護身術を習ってます」
「アフロさんはこれから行くところの状況対応と情報収集担当で」
「情報収集、状況対応って何ですか?」
「暴言や嫌な事を言ってきたら言葉で反撃してもらって、
私はすぐトークバトルゲームに接続できるようにします。
そうすると話しの状況に合わせてそれぞれのキャラが
攻撃してきた側と戦い始め、リアルな場面とリンクしてゲームが見られ、
理不尽と闘う姿が見せられます」
「へえ~」
「そんな場面に遭わない事を願いますが、犬神さんは」
「ミッキーでいいですよ」
「はい、守攻術法の護身でみんな最低限、自分の身は守れると思うので、
ミッキーさんは、それでも収まらない時に出て下さい。
ミッキーさんの迫力があるので。後、秘書的な事はお願いします」
「はい、了解しました。・・・まだ、恐いですかね?」
「私達は慣れてますし、そうでもないですけど、アフロさんどうですか?」
「何となく恐い感じはしますが、後ろの方で静かだし
大丈夫じゃないですか」
ビニール会社では工場も見学し、その後のアドバイスもはかどり、
早めにとった昼食後、
「ビニール会社の方は旨く話が進みましたが、
協生党の支部は午後の約束なので時間が余りましたがどうします?」
「少し、散歩しましょうか」
3人はぶらぶら散策していると応援の声が聞こえ野球場が目に入り、
大会をしている。
「ちょっと見ていきましょうか?」
「時間もありますしね」
いい場所で座ってみているとそこから やや下の方で男性と
女性のもめてる声が聞こえ、JK 風の2人の女の子たちが、
酔っぱらっている年配の男達に向かって、
「ここはサ、子供もいるんだし、甲志園行きを掛けた野球大会だよ。
ガチないっしょ」
「酒飲んだり タバコ吸ったりしないでよ。意味フー」
「うるさい!日本語ちゃんと喋れ!」
「しゃべりと酒タバコ関係ないしょ」
「俺達を誰だと思っているんだ!自文党の市議会
副議長の伊出 宣夫(イダ・ヒサオ)と」
「安井順三(ヤスイ・ジュンゾウ)だぞ」
「だから何?」
「地位ひけらかすの超エグ、グロ」
「俺達がどこでタバコ吸おうが酒飲もうが、大きなお世話、自由だ!」
「市議ならなおさらオニダメっしょ」
「なんだとー」
「伊出先生、安井先生まずいですよ」
「鈴木、秘書の分際で口はさむな」
一気に周りの雰囲気も悪くなり、照子が久能と犬神に、
「あの娘達いいですね!アフロさん行けますか?
暴力に成ったら私とミッキーさんで取り押さえます。
皆さん録画ON!代里ちゃんと優君にトークバトルゲームお願いしなきゃ、ミッキーさん」
「ハイ、警察と地域放送局、新聞社にも通報します」
素早い連携で久能は男たちの前に立ちはだかり、
照子と犬神が女の子達をかばうように、そして照子は女の子達に
「ところでどんな動物好き?」
「エッ、何?突然、意味フ・・でも、猫のサバトラ超好き!」
「私も茶トラの猫、マジ好き!」
照子は代里子達に連絡を取り、
「リアル送ってます。トークバトルお願いします。
猫戦士サバトラと茶トラ、魔法使いアフロ応戦、
リアルのプライバシー保護はAパターンの目線にギリ黒横線モザイクと
声ギリ音質変えのボイス編集でお願いします」
何の事か分からずポカーンとしている女の子達に
犬神がPCタブレットの映像を見せると
プライバシー保護用の目線に細い黒横線ボカシの入った伊出と安井が
やや高音質ボイス編集と自主規制音で、
「うるさい!俺達を誰だと思っているんだ!自(ピー)党の市議会
副議長の伊(イ(ピー)ヒサオ) 宣夫と」
「安(ヤス(ピー)ジュンゾウ)順三だぞ」の
リアルの下方画面に、それに連動するようにゲーム、
ドロドロのトカゲ2匹に若いサバトラと茶トラ猫戦士が戦いを挑み、
久能の会話に合わせ、魔法使いアフロがドロドロのトカゲに
言葉の雷を食らわせる。
伊出が、
「女、子供はすっこんでろ!」
【『女、子供はすっこんでろ』猫戦士に攻撃】
「今どき、分かり易いくらいのセクハラ暴言ですね」
【魔法使いアフロが『セクハラ暴言』言葉雷反撃】
「なんだと、おまえらは誰だ!」
「一般市民で国民です」
「俺達は伊(ピー)副議長、議会に盾突くのか?」
「安(ピー)順三だ、自(ピー)党を敵に回す気か!」
【自(ピー)党の旗を振り、腹にイデとヤスイと書かれたドロトカゲと
おろおろしている腹にスズキと書かれたトガリネズミ】
「お前ら関係ない奴はすっこんでろ」
【イデドロトカゲがアフロに『関係ないすっこんでろ』と、切りつけてくる】
「あなた方、副議長と言えど市議会議員でしょ。
あなた方の報酬は市民や国民の血税で養っており、
私達はあなた方のスポンサーで関係大有りですね」
【『血税で私達はあなた方のスポンサー』言葉が入る大きな雷を
ドロトカゲたちに食らわせる】
「俺様たちが働いてやっているんだ「養って」じゃない、
報酬貰って当然だ」
「では、それを立候補の時にちゃんと言って下さいね。
でも、言わないでしょから録画したのを流します!」
「それはプライバシーの侵害だ」
「通常ならPRになる事なら喜んで出るはず。
市議は公務、私的時間だから何をやってもいいわけではないし、
悪事をしでかし やましいから出られないと言う事ですか?」
「うるさい!」
【ゲームバトルも白熱の戦い】
人がこっちに集まり出し、犬神や女の子達が
トークバトルゲームの画面を見せたり、SNSに配信を促し、
球場に来ていた新聞社も混じり、
集まってきた市民がスマホを向けながら、加勢し出す。
「市民をバカにするな!」
「子供達の球場を冒涜(ぼうとく)するな!」
【それに合わせ、ドロトカゲに対して大勢の味方の軍勢が押し寄せる】
「お前たちは四の五の言わずに俺様に票と金だけよこせばいいんだよ」
「ひどーい!」
「うるさい!お前らが悪いんだ」
「先生方、まずいですよ!」
伊出と安井が久能と女の子達に飛び掛かろうとしたのを久能は払い、
照子と犬神が目にもとまらぬスピードで市議らを固め、周りから一斉に拍手。
【『俺様に票と金だけよこせばいいんだ』と言ったドロトカゲ達が、
猫戦士だけでなく多くの動物戦士にボコられている】そのゲームを
女の子達から見せられる久能、
「ヘエ~、面白いな」
そこに警官が駆け付け引き渡しながら、男達は酔って
「俺を誰だと思ってんだ 」を繰り返し、秘
書は慌てて電話しながら一緒に連れて行かれ、
照子達も女の子達共々同行することになり、警察に向かうパトカー内で、
「なんか巻き込んじゃって、マジゴメン」
「気にしないで。アフロさんも大したものだけど、
あなた方も市議に屈せず偉いね。私は天野照子です」
「うち、助川美穂(スケガワ・ミホ)ヨロ~、
なんか子供や弱い者いじめ嫌いで激オコってか、あのゲームヤバない?」
「角田にこ(カクタ・ニコ)がちヨロ~、地位ひけらかしてマジむかつく、でもあのゲームエモい!」
「どうなっているかは後で説明するけど、
二人共猫戦士で戦って勝ってましたよ」
照子はスマホでその勇姿を見せる。
「マジー、サバトラ猫戦士がうち?超カワー、神っす」
「うちは茶トラ?可愛さ半端ねーオニヤバ!でも、
警察行ったらうちらが悪役にされそう」
「警察、あの市議らに頭上がんなクサイし」
「大丈夫ですよ。市民の方が弱くて守らなきゃいけない立場なのに
市議側につくのは本末転倒、私達も一緒だから心配しないで」
警察について 案の定、 有耶無耶にしそうな雰囲気だったので照子は、
名刺を出し事情を説明、お役立ち天気予報をやっている
自然派風間企画会社社長で、風間自然流守攻術法をやっているのが分かると
警察側の対応も丁寧になり、副署長が、
「あの市議さん達は、バックがバックだから問題起こされても
なかなか処罰が難しくって、困っているんですよ」と、愚痴られ、
「なんかヤクザみたい」
「反社の方が捕まえられるだけ、まだマシですよ」
「理不尽!超ムカつく」
「そうですか。それでは、私共はパワハラと暴行未遂で告発します。
圧力はパワハラで、皆さんは彼女達のような市民を守るのが使命で、
与党や大政党がバックでも屈することはありません。
もし、圧力が掛るようならその様子を録画して、
協生党支部や地方局、地方新聞社に提出して下さい。
それに、多分、明日あたりから大事になって甘い御沙汰で離党でしょうが、
次の選挙では落ちるでしょうから大丈夫ですよ」と、
副所長を慰め、助川と角田は、
「カッコよ~」
「オニヤバ、神!」
話しがついて照子は、
「これから寄るところがあるのですが、それが終わってから、
助川さん、角田さん、お目に掛かれませんか?」
「うちらは今日バイトないし、いいけど・・・」
「良ければ私達の宿泊しているホテルに来てもらいましょうか。
久能さんエスコートお願いしてもいいですか?」
「あぁ・・ハイ、なんか食べててもいいですか?」
「はい、何でもお好きな物召し上がって待ってて下さい。
それと、久能さんの方から説明出来る範囲で話しておいてもらえますか」
照子と犬神は協生党支部に出向き、
久能は助川、角田とホテルのラウンジに向かった。
2時間後照子と犬神が合流し、
「お待たせしました。だいたいは久能さんから聞いてもらいましたか?で、
助川さん、角田さんお仕事は何をされてますか?
これからやりたいことありますか?」
「お2人はコンビニのバイトだそうです」
「それなー、アフロ師匠とタメ、うちらの方が1ヶ月お姉さん、
誕生日で25 になったけどサー 、JK気分が抜けなくって超ヤバ目、
バイト々 で、別にやりたい事も無いワーって感じ」
「誕生日2日違いだからうちも同じ、25でこれってオニヤバっすか?」
「2人仲いいんですね」
「あたしが中一の時、クソ連からいじめに遭って・・・そん時、
スケに助けてもらったけど・・その後、2人ハブられてて・・」
「学校も誰も助けてくんないし、マジ、ムカつく、で、こうなった」
「やっぱり”いじめ”なんですね。どうして正せないのか・・・
仕事の件は成りたいものが無いなら私達と一緒にやりませんか?」
「聞いたけど、議員ってやつ?」
「なんで、うちら?」
「”いじめ”もそうですが、人の数、同調圧力や金、力に弱い人が多い中、
さっきの理不尽な市議に食ってかかる姿や権力に屈しない人は貴重です。
”いじめ・差別・ハラスメント”を無くす国会議員と言うのはどうですか?
アフロさんどうです?」
「いいと思いますよ。入ったばかりの僕が言うのもなんですが、
センスもあると思うし、頭の回転は早いです。
ただ、JK言語は何とかした方が良いとは思います」
「エェ・・うちらにやれんのかよ」
「じゃなくて”やりたい”と思うなら やればいいんじゃないですか
『フッ、鍛錬と対応勉強だな』」
「アフロ君、笑っているけど君も一緒だからね。時村さんとルカさんの
特訓に比べたら・・・」
『この恐そうな犬神さんが怖れるくらいだから・・考えただけで怖いけど、
僕の先生は青さんだから大丈夫かな???』
「アフロ君、青さんも厳しいですよ」
『ギクッ、読まれた?』
「でも、うちら金ないっすよ」
「それはこっちでやりますし、極力
お金の掛からない政治選挙を目指しているので」
「それに、ちゃんとした格好しなきゃでしょう」
「そうですね。私としては今のままでもいいですが、
ルカさん達と話し合って、要求される所にはそれに合わせて、
当選してからの服装はある程度は自由ではないでしょうか?」
「臨機応変ですね」
「私達とすれば、 あなた方のその発言力、
相手が何であっても怯(ひる)まないその姿がいいので、
是非協力して欲しいです」
「ヤバーい、なんか求められるとガチ嬉しい」
「どうせ暇だし、面白いんじゃね。 頭のイカれた爺さんと
ガンガンやれるって超エグ。
魔法使いのアフロ師匠からゲームの話も教えてもらって、
照子さんが 戦士うさ”こな”で犬神さんが狗神の黒オオカミのミッキー?
カッコよ。うちらが猫戦士のサバトラと茶トラ、名前は?」
「そうですね。助川美穂さんと角田にこさん、
呼び合ってたのはありますか?」
「そう言われると・・・カクとかスケ?」
「そうなると、ルカさんにスケにゃん、カクにゃんて言われそうですよ」
「言われますね」
「言われそう」
「じゃあ、それでいいっス、ね」
「うん」
『それでいいんだ・・・そこはこだわらないんだ・・・』
「じゃあ、ゲームでも議会でも切り込み隊長ってことで、ヨロ~」
「後はお家の皆さんに了解とって」
「うちは両親離婚後、それぞれ再婚してないワ~って感じで」
「うちは最初からいなくて施設上がりで」
「分かりました」
ルカさんに報告、スケにゃん、カクにゃんに決まった。
そして、案の定、酔っ払い市議は全国に流れ大事になり、離党した。
「照子さんの言ってた通り、拒否られ離党っすね」
「それじゃ甘い、公的仕事に就く以上
やった言動と同等の責任はとらせなきゃ」